人間の生き方というのは、あらかじめ
定められているものではない。
人によってやりたい事は違っているし、
実に多様だ。
その中には無限とも言える
可能性が秘められている。
夢を叶える為に頑張る事もできるし、
目標の為に行動する事だってできる。
そう、人間はなんでもできるのだ。
しかしそれが実現できるかどうかは、
やってみなければわからない。
だから多くの人は冒険を恐れ、
決められた目的や方向へと進み、
それに従って生きてしまう。
本当は既存のレールに乗る事が、
実に無意味だと頭の中ではわかっている。
それでも無難な道を選択し、
常識的な生き方をしてしまう。
なぜ、なのか?
それは幼い頃から植え付けられた
「洗脳」のせいである。
あなたもサーカスの象の話を
聞いた事がないだろうか?
サーカスの象はとても大きい。
逃げださないようにするのに、
大変な努力が必要だと思うだろう。
しかし実は足に鎖を繋ぎ、
杭を地面に軽く打ち込んでおくだけで、
その場から動かなくなるという。
なぜ、象は逃げないのか?
それは象が小さい頃から鎖に繋がれ、
「逃げられない」と思い込んでいるからだ。
幼い時の象は何度か逃げようとする。
しかし小さい象の力では、
杭に打ち込まれた鎖を抜く事ができない。
やがて象は自分の力では、
「逃げる事ができない」と信じ込む。
そして成長して体が大きくなり、
杭を簡単に引き抜ける力をつけた後も、
象は逃げられないと思い込んだまま、
決して逃げだそうとしないのだ。
本当は簡単に杭は抜けるのに!
これは僕たち人間にだって、
見事に当て嵌まる。
幼い頃に教育という名の元に、
たくさんの事を植え付けられる。
「あれはダメ!」
「これはダメ!」と。
そして自分の欲望にブレーキをかけ、
我慢し続ける事が尊いと信じ込み、
その結果、ブラック企業に入っても
頑張り続けてしまう人間を生むのだ。
でも、もう従わなくていい!
だって、僕たちを縛っている常識とか、
ルールといった鎖は、
簡単に抜く事ができるんだから。
だから今までの常識を疑って、
とことん抵抗してみる事だ。
人間の生き方というのは、あらかじめ
定められているものではない。
僕たちはなんでもできるんだ!
それが実現できるかどうかは、
やってみなければわからないけど、
どうせなら全力で生きようよ。
僕たちの心はいつだって、
自由なのだから。