あきらめる練習 | 中村幸也オフィシャルブログ「自由に生きるのに遠慮はいらない!」

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2018年6月に妻と子ども4人を連れて大阪から沖縄に移住してきた自由人。心理カウンセラー。「あきらめる勇気」の著者。『元不登校YouTuberゆたぼん』のパパ!

先日、発売されたばかりの新書
名取芳彦さん著「あきらめる練習」
を読みました。
 

名取芳彦さんは密蔵院というお寺の住職で、
とてもユニークな和尚さんとして知られています。
 
そんな芳彦和尚が出した新書のタイトルが、
「あきらめる練習」という事で、
「あきらめる勇気」の著者である僕としては、
読まずにはいられないと思い、購入しました。
 
実は僕は以前にも芳彦和尚の著書
「般若心経、心の大そうじ」
読ませて頂いた事があります。
 
たまたま色んな書籍を読んでいると、
般若心経がよく出てきていたので、
般若心経について学びたいと
思ったのがきっかけでした。
 
たった262文字の漢字なのに、
深い意味がある事に驚きました。

 
そして「あきらめる練習」も仏教の教えが多く、
たくさんの事が学べる本となっています。
 
 
「あきらめる」とは「明らか」にする事。
 
 
何かをする為には何かを諦める必要がありますが、
ただ単に途中放棄するのではなく、
まずは物事を明らかにする事が大切です。
 
世の中には自分の努力でなんとかなる事もあれば、
どれだけ努力して頑張っても、
どうにもならない事だってあるでしょう。

 
どれだけ「晴れて欲しい」と願っても、
雨が降ってきたら諦めるしかありません。
 
どれだけ「災害を無くしたい」と願っても、
地震や台風などがなくなる事はありません。
 
 
だから「あきらめる」しかないのです。
 
 
ただこの「あきらめる」という言葉は、
物事を途中で投げ出すという意味ではなく、
物事の本質を明らかにして究める事をいいます。

 
「晴れて欲しい」と願ったが雨が降ってきた時、
「どうでもいい」と投げやりになるのではなく、
「雨」という現実を受け入れた上で、
自分にできる事をすればいいのです。
 
「晴れたら外で遊びたいと思っていたけど、
雨が降ってきたから家で本を読もう」
でもいいですね。
 
ちなみに雨の日の読書にも、
「あきらめる勇気」がオススメですよ(^^♪
 
地震や台風は来ないに越した事はありませんが、
日本に住んでいる以上は受け入れるしかありません。
 
 
それを「明らかに究める」事が大切なのです。
 
 
名取芳彦和尚の著書「あきらめる練習」は、
自分の人生を前向きに「諦める」事で、
心の重荷を軽くしてくれる言葉が詰まっています。
 
「あきらめ」がつかない悩める現代人に向けて、
煩悩を静める仏教の智恵を
やさしく指南してくれる一冊ですので、
ぜひ、読んでみる事をおススメします(^^♪