衝突がない人間関係は良好なようで、
実は案外もろく壊れやすかったりする。
だから衝突を恐れて黙り込むより、
時にはズバッと言える自分であろう。
人一倍、嫌われる事を恐れる人は、
周囲に気を使いすぎる為、
他人にも“それ”を求めてしまう。
だから気を使い過ぎる性格の人は、
深い人間関係をなかなか築けない。
言いたい事があるのに黙っている。
確かにそうする事で表面上は、
和やかな雰囲気は作れるかもしれない。
だけど人間関係が壊れるのを恐れて、
「言いたい事があるのに黙っている」と、
人間関係を悪化させてしまうばかりだ。
「嫌われたくないから嫌われないように」
と自分を押し殺していると卑屈になる。
いい関係を作ろうとすればするほど
ビビッてしまい、
心を開く事ができなくなるのだ。
だから本当に良好な人間関係を築きたいなら、
「衝突」する事を恐れてはならない。
なぜなら良い人間関係というのは、
「衝突する事」を前提としているのだから。
人間同士は衝突するもの。
もちろん、いがみ合ってばかりで、
衝突し続けていても、
良い人間関係は築けない。
だから「衝突」はあくまで
良い人間関係を築く為の
「ベース」である。
「衝突」の先には「対話」が必要で、
相手を理解しようとする気持ちが、
大切になってくるのである。
自分をさらけ出しながらも、
相手を理解しようとする姿勢が、
良い人間関係を築く為には大切なのだ。
それを忘れずに、
人と接するといいよ！