「が・い・あ」の生き方のススメ | 中村幸也オフィシャルブログ「自由に生きるのに遠慮はいらない!」

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中村幸也のブログ

2018年6月に妻と子ども4人を連れて大阪から沖縄に移住してきた自由人。心理カウンセラー。「あきらめる勇気」の著者。『元不登校YouTuberゆたぼん』のパパ!

「頑張る」という姿勢は、
物事が順調にいっている時には
大きな力を発揮する。
 
しかしひとたび何かあれば、
カンタンに折れてしまう“脆さ”もある。
 
かつての日本は頑張る事で一枚岩になり、
豊かな国を目指して突き進んできた。
 
その甲斐あって敗戦後も奇跡的な復興を果たしたが、
経済的な豊かさと共に失くしたモノも多い。
 
頑張る人間だけで一枚岩になって、
頑張りすぎる事もよしとしてきた結果、
ウツやストレスで苦しむ人が増加した。
 
世界第二位の経済大国にまでなった日本だが、
二十一世紀になってからは、
右肩上がりで成長を続ける社会ではなくなった。
 
 
今は明るい未来も見えない時代だ。
 
 
若者たちもどう生きていいかわからず、
頑張っても不安を拭い去る事ができずにいる。
 
こんな時代に大切なのは、
頑張らない人間を受け入れる事だ。
 
がんばらないで、
いいかげんに、
あきらめる。
 
この生き方を僕、中村幸也は、
「が・い・あ」の生き方と名づけてみた。
 
 
頑張るというのは我を張る事である。
 
 
確かに頑張る事で何かを成し遂げたり、
乗り越えられる事もあるが、
そんな状況ばかりとは限らない。
 
それに世の中は頑張れる人ばかりではなく、
頑張れない人だっている。
 
そんな頑張れない人を受け入れてあげる事が、
本当に豊かな国だと僕は思う。
 
頑張れない人を受け入れられる社会は強い!
 
なぜなら危機的な状況に陥った時、
頑張らない人のしなやかさが
強さを発揮する事もあるからだ。
 
多様な人がいる社会は鋼のように、
たわみながらもカンタンには折れない。
 
 
弱さは強くなる為に欠かせない要素だ。
 
 
弱さと強さの良い加減こそがいい加減なら、
それは折れそうで折れない鋼の強さになる。
 
そういった頑張らない自分を受け入れて、
いい加減にあきらめて生きる生き方が、
現代では必要なのではないだろうか?
 
頑張らないで、いい加減に、諦める。
 
この「が・い・あ」の生き方が広まれば、
きっと多くの人がゆったりとした気持ちで、
幸せに暮らせるようになるのではないだろうか。