家で飼っているカブトムシが何匹かこの世を去り、
新しい卵が50個以上見つかりました。
あまりにもたくさん発見したので、
長男の友だちに分けてあげる事にしました。
命のバトンを受け取って、
命のリレーは続いていく。
そしてそれぞれが生きているのです。
カブトムシの寿命は約1年と言われていて、
寿命の大半である10ヶ月を幼虫として過ごします。
そして成虫になってからは、
1~3ヶ月くらい生きるそうです。
この成虫期間にエサを食べ、戦い、
そしてオスはメスを探し、メスはオスを探たりと、
たくさんの活動を行っています。
人間と比べると1日の重さも違いますね。
子どもたちも毎日カブトムシを観察し、
何かを学び、そして何かを感じているようです。
そして僕も…。
僕たちはつい自分の力だけで生きていると考えて、
“生かされている”という感覚が希薄になります。
しかし僕たちは生きているのではなく、
生かされている存在です。
人はいつ何が起こり死ぬかわかりません。
だから僕たちが生きているのは当たり前ではなく、
奇跡なんです。
今という奇跡の瞬間を僕たちは生きている。
生かせてもらっているのですね。
大切なのはいつ死ぬかではなく、
今をどう生きるか?です。
だから今日という1日を大切に、
楽しみながら生きよう。
僕たちは今日も奇跡の中で生かされているのだから。