「3時になるまで食べちゃダメ」と「3時になったら食べていい」 | 中村幸也オフィシャルブログ「自由に生きるのに遠慮はいらない!」

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2018年6月に妻と子ども4人を連れて大阪から沖縄に移住してきた自由人。心理カウンセラー。「あきらめる勇気」の著者。『元不登校YouTuberゆたぼん』のパパ!



あるテレビ番組で、このような実験がありました。





小学校低学年くらいの子供を2つのグループにわけて、


別々の部屋にいれます。




どちらの部屋にも子供が楽しく遊べそうな玩具があって、


時計もあります。




そこに先生がやってきて、テーブルの上に美味しそうなケーキを置きます。




片方のグループには、


「あの時計が3時になるまで食べてはダメですよ」と言いました。




もう片方のグループには、


「あの時計が3時になったら食べてもいいですよ」と言いました。






さて、その後どうなったでしょうか?






「3時になったら食べてもいいですよ」


と言われたグループの子供たちは、


3時になるまでケーキのことなど忘れて、


楽しく部屋の中で遊んでいました。




一方「3時になるまで食べてはダメですよ」


と言われたグループの子供たちは


先生が出て行った後もテーブルの前を動きません。




そして数分後には一人の子供がクリームを手にとり、


その後、みんなでケーキを食べてしまったのです。




たとえ同じ意味のことを言っているようでも、


言い方一つでこんなにも結果が大きく変わるのですね。




人間の脳はイメージしたことを実現しようとし、


そして否定形を理解できないという特性があるそうです。






「あの時計が3時になるまで食べてはダメですよ」






そう言われると脳は「何がダメなのか?」を理解し、


そしてイメージしようとします。




すると“3時になるまでに食べる姿”をイメージするので、


そのイメージした姿を本能的に実行してしまう事になるのです。




そしてこれは僕たち大人にも言えることです。




たとえば失敗にフォーカスしすぎてしまうと脳は、


失敗した過去の自分まで探し出してきて、


自分で低いセルフイメージを作ってしまいます。






「なんで僕は失敗ばかりするんだろう」






そんなふうに自分に質問を投げかけてしまうと、


「僕は無能だから」とか「僕はダメ人間だから」


といったそれっぽい理由を脳が勝手に見つけてしまうのです。




だからそうならないためにも否定形は使わない方がいいですね。




「自分がどうなりたいのか?」


「自分が理想としている姿はどんな姿か?」




その理想の姿をイメージして、


それにふさわしい質問を自分に投げかけましょう!











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