あなたはまちがっている！

人と心からの交流を持つ為には、

自分から心を開くことが大切です。

そして、いざという時に自己主張できるように、

普段から自分自身のことをよく知っておく必要もありますね。

しかし相手の何らかの行動に対して自己主張する時、

人間関係が壊れる恐怖に襲われる人もいます。

あなたはこれまでに相手の不快な行為に対して注意し、

嫌な思いを味わった事はありませんか？

自己主張する事で相手と対立して嫌な思いをしてきた人は

「自己主張する事は相手と嫌な状態になる事だ」

と感じてしまいます。

しかし自己主張はやり方次第で相手と対決姿勢を作るが、

互いの気持ちを理解しあえる絶好のチャンスにもなります。

自己主張そのものが悪い状態を作るのではありません。

問題を生じさせるのは自己主張のやり方です。

だから、どうすれば相手に嫌な思いをさせないで、

自分の思いを伝えることができるのかを考えてみよう。

「あなたはまちがっている！」

なんて相手を責め、あなたが攻撃的になると、

相手も自然と防衛的になり対決姿勢が強まります。

相手には相手の考えや価値観があり、

ほとんどの人は「自分がまちがっている」

なんて思って行動していません。

だから自分が信じていることを他人から否定されたら、

素直に行動を改めるよりも先に腹を立てるものです。

そこで大切になってくるのが自己開示です。

自己開示とは正直に自分の状態をありのまま

相手に伝えることを言います。

自己主張はやり方次第で人間関係を悪くする事もあります。

自己開示は自分の立場という仮面をはずし、

ありのままの気持ちを伝える事ですので、

相手側も素直に受け入れやすくなります。

たとえば…

「〇〇すべきだから、そうしろよ！」と言われるよりも

「〇〇で困っているから、こうしてくれないか？」と言う方が、

相手も自分の行動を改めようとすると思いませんか？

人は誰かに強制的に変わらされるよりも、

自主的に行動を変えるほうがうまくいきます。

ですので自己主張をする時にはまず自己開示して、

相手に状況をよりよく知ってもらう事が大切ですね。

やり方次第では、互いの立場の違い、考えの違い、

価値観の違いを乗り越え、

相手をより深く理解することができるのだから。

自分と相手の状況や心を理解しながら、

より良い人間関係を築きましょう！

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