生きるということ | 中村幸也オフィシャルブログ「自由に生きるのに遠慮はいらない!」

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中村幸也のブログ

2018年6月に妻と子ども4人を連れて大阪から沖縄に移住してきた自由人。心理カウンセラー。「あきらめる勇気」の著者。『元不登校YouTuberゆたぼん』のパパ!


葬儀と告別式を終え、帰ってきました。


いとこはとても綺麗でいい顔をしていました。






「今にも“お母さん”と言って起き上がりそうな気がする」






ホントにそのとおりで今にも目を開けそうな気がしましたが、


もう二度と起き上がる事はありませんでした。




そう悲しいけれど・・・“死”とはそういうものですね。




「親より先に逝くなんて・・・」なんて声もあり、


きっと先立たれた親はスゴく辛いだろうと言う人もいました。




でも、きっと親を残して逝くことになってしまった本人も、


物凄く辛かっただろうな、と僕は思った。






「どうしてみんな泣いてるの?」






3歳の息子が問いかけてきました。


「みんな別れが悲しいんじゃないかな。」


そう僕が答えると、


「ボクはお別れも悲しくないよ。」


と息子は言っていました。




「そうかぁ。うん、そうかもしれないね。」


僕は答えた。




しかし最後のお別れの時、僕は涙が止まらなくなり、


息子を抱いたまま号泣してしまったのです。




そしてやがて涙を拭き、息子を見ると泣いてる事に気づきました。




必死に涙を堪えようと唇を噛みしめながら・・・


さっきまで強がっていた息子が「悲しいね」って。






僕は黙って頷きながら息子を強く抱きしめた。






「うん、うん」


そう、それでいいんだよ。それが生きるということ。




僕たちも必ずいつか死ぬ。でも今、生きているということ。


今を生かされているということ。




人は必ず死んでいくが、その死からも人は、


多くを学び、気づき、そして生かされていく。






そして命のバトンは引き継がれ、


僕たちの魂のバトンは永遠に続いていく事でしょう。











ブログのアップが夜遅くになってしまい、


本当に申し訳ありませんでした。











でも、どうしても・・・











どうしても明日じゃなく、今日、


今、この記事をアップしたかったのです。




僕は、いとこが生きたくても生きられなかった


“今”という瞬間を生かされているのだから。






ありがとうございます!