半月ほど前の話です。忘備録用に書き殴って放置していた長文ダラダラ垂れ流し日記ですが、回復記録として一応公開しておきます。

 

もうすっかり家族旅行に行きたがらなくなった高校生男子たち。

毎回、これで最後だから!と騙して引っ張って行ってるが、今度こそ本当に最後になるのかな…

 

我が家の現在の旅行の条件は、なるべく近場で、貸切で気を遣わずにのんびりでき、それぞれが自由に過ごせて、BBQができるところ。

その条件に当て嵌まるところで以前から行きたかったところがあった。

 

(↑現在何故かリンク先が死んでる…?)

 

東京の秘境(失礼)、檜原村にある1日1組限定の貸切スペース。

敷地内にはコテージやテントサイト、BBQスペースがあり、なんとプライベートリバーまである。

併設のカフェは残念ながら休業中だけど、その分更に貸切感は強まるだろう。

 

「この前の旅行が最後って言ってた!疲れるから行きたくない!」と全力で拒否する長男に、「じゃあロードバイク積んで行って向こうで乗ったら?」と提案するとその気になったw単純w

 

しかし、調べてみるとロードバイクで走れるような道は山道しかなく、ガチでヒルクライムをやるような人しか無理そう。

今の長男にその体力があるはずもない。

当日は天気が不安定だったこともあり結局ロードバイクは諦めたが、行く気にはなってくれたままだったので良かったw

 

さて当日、長男は相変わらずめっちゃ眠そう。

と思ったら、30時間寝てないとか…なんでだ…

 

しかしスーパーでBBQ用の食材を買い出しに行く際には、長男はしっかりついてきてお徳用カルパスとチータラを大量に買い込んでいたwいつ食うんだよそれw

 

途中、あきる野市にある『戸倉しろやまテラス』へ。

 

 

ランチだけの予定だったが、早く着きすぎたので館内を少し見学。

職員の方がとても親切で、冷房の効いている教室でランチの時間まで待たせていただいた。

ここは廃校になった小学校の校舎を利用した宿泊施設で、学校の建物や施設はなるべく生かしつつ設備は綺麗に改築されており、展示物なども充実していて思ったより楽しめた。

 

↑バードウォッチング用の双眼鏡も設置されている。

 

夏休みの自由研究に役立ちそうな資料や展示物が山盛り。小学生のときに来たかった…

でも客層は子連れより登山ルックの年配の方が多く、大きい子供連れでも浮かない感じで嬉しい。

(本当はこの先にある『檜原森のおもちゃ美術館』に行きたかったのだが、そっちは明らかに小さい子連ればかりっぽいので断念)

 

そして時間になりレストラン『食飲室』でランチ。

「お腹空いてないからいらない、車で待ってる」と言っていた長男だが、いつものパターン的に食べないと言っても適当に注文していざ料理が来ると絶対食べるし、食べると元気になることは明白なので無視w

今回も「食べなかったらお父さんが食べるからいいよ」と言って適当に注文したが、いつも通りしっかり完食w

 

↑懐かしの学校給食風。でもボリューム満点で美味しかった。

 

その後30分ほど移動し、宿泊施設のすぐ傍にある『小林家住宅』へ。

 

 

重要文化財とかうちの子たちは興味なさそうだけど、モノレールに乗って行くのが楽しそう。

しかも全て無料!

 

ということで、予約しておいた小林家住宅モノレール乗り場へ。

 

 

モノレールと言っても見た目は遊園地の汽車みたいな感じ。

そして線路を見て愕然とする。

 

↑この画像で傾斜っぷりが伝わるでしょうか…

 

ちょ、なんだあれ…めっちゃ急斜面!!!あんなとこ登れるの???

ロープウェイとかケーブルカーならまだしも、モノレールで???

そんな心配を他所に、軽々と山を登っていく8人乗りモノレール。

 

 

すげえw本当に山を登ってるwwなんじゃこりゃwww

めちゃめちゃ低速だけどある意味ジェットコースターより怖いwww

楽しすぎて笑いが止まらないwwwwww

長男もめっちゃ笑顔ですっごい楽しそうwwww

次男は固まってるけどwwww

こりゃ眠気も完全に吹っ飛ぶわwwwww

 

傾斜は最大で40度ちょっとだそう。感覚的には殆ど寝てる感じ。

シートベルトも荷物置き場もないので、荷物を落としそうでリアルに怖いw

 

運転手さんもすごく優しくて親切で、これが無料だなんてすごすぎるぞ檜原村!

ちょっとした遊園地の乗り物よりスリル満点で距離も長くて楽しめるので、未体験の方には全力でおすすめしたい。

 

そして10分ちょっとで小林家住宅へ到着。

 

 

無人販売の飲み物を買って住宅へ入ると、小林家の子孫?のおばあさんが色々話を聞かせてくれた。

興味のない次男は別室で寝そべってゲーム三昧、長男はすっかり元気になって山の中を散策に行った。

 

 

柵も何もない山道をすいすいと歩いていく長男。

追いつけない…お前なんでそんな元気なんだよ!

 

仕方ないので私は施設を見て回る。

実際に小林さんが使っていた昔の五右衛門風呂や土間のキッチンなどもそのまま残されており、自由に見学できる。

古い汲み取りトイレの跡みたいなものもあったがそこは使えなくなっており、来館者用のトイレは当然ながら新しく設置されている。

 

料金は全て無料だが、募金箱が置いてあったので気持ちだけ寄付をして、小林家の家紋入の根付を購入。

職員さんもとても親切で、思いがけず楽しいひとときを過ごした。

 

ちなみに帰りのモノレールはバックで進むのでよりアトラクション感がある。

スピードも行きより若干早くて振り向くと更に怖いw

 

↑まるでジェットコースターのような眺め。

 

そして、興奮冷めやらぬまますぐ近くの宿泊先『MOSAIC Tokyo hinohara』へ。

駐車場は道路沿いにあるので、荷物を運ぶのがめっちゃ大変だった。

 

 

↑なんとこの森が全部貸し切り!(分かりにくっ)

 

 

コテージにはリビングとロフトと地下室があり、テントは敷地内に張り放題。

BBQが出来る庭とテラス、外には浴室とトイレ、地下室には囲炉裏や薪ストーブもあり(有料)、川辺にはサウナテント(有料)もある。

近くに自販機すらない山奥だが、飲み物や食材は管理棟にオーダーできる。

 

チェックインして荷物を片付けている間に長男はいつの間にか地下室で爆睡していた。

 

 

30時間寝てないんじゃ仕方ないな…こりゃ朝まで起きないかな…

しかし30分後くらいに一応「川に行くよー」(行くと言っても階段を下るだけw)と声を掛けたらすぐ起きたw

 

↑地下室を出るとすぐ階段があり川に降りられる。

 

凍えるほど冷たい水の中に服のまま入り、川遊びを満喫する長男だった。

 

↑右手にあるのがサウナテント。有料で2万円也。高いわ!

 

↑秘境の温泉かよw

 

↑プライベート滝を眺めながら昼寝もできる超贅沢空間。ここは天国ですか…

 

↑プライベート滝の上も当然貸切。

 

やっぱり無理にでも連れて来て良かった。

楽しいことは普通に楽しめるし、楽しいときは体調不良も眠気も吹き飛んでしまうんだよなあ。

 

長男もすっかり調子に乗って「やっぱり自転車持ってくれば良かった」と言い出したので、明日電動レンタサイクル借りて乗れば?と言ったらその気になっていた。

 

そしてシャワーを浴びて着替えた後、また地下室にこもっているのでさすがに疲れて寝たのかと思ったら、メタクエストで遊んでいたw

どんだけ満喫してるんだよwww

 

↑私が見ていることにも気付かず一心不乱に遊んでいる図。

 

↑次男はヨギボーを陣取りゲームとおやつ三昧。

 

そして夕食は外でBBQ、と思ったら準備をしている間に雨が降って来た。

仕方なくテラスに移動すると、雷が鳴りだしてゲリラ豪雨に。

 

 

晴れていれば夜には満天の星が楽しめたはずなのだが、雷の光を楽しむ羽目になってしまった。

でもこれはこれで非日常感が楽しめて良かったかも。

山小屋で土砂降りの雷雨ってなんかドラマっぽいしw

 

↑豪雨の中テラスで一人肉を焼く旦那。

我が家のBBQは全部旦那任せで私は何もしないw

 

長男は肉をたらふく食べ、自分で布団を敷き、10時頃には就寝。

そして翌朝8時頃に自分で起きていた。なんて理想的な生活!

 

しかし、やはり疲れ果てている長男。

靴は昨日の雨で全滅だし、こりゃサイクリングは無理かな…

 

次男は夏休みの課題が終わっておらず旅行中にやるはずだったがまったくやらなかったので、結局帰って課題をやることに。

(その日は結局やらなかったが、奇跡的に期日までに全部終わった!中学以降初めての快挙!←進級が掛かってるのでいつになく必死w)

 

ということで、途中お土産屋さんとマックにだけ寄って昼過ぎには帰宅。

最後の旅行と言いつつ「今度はロードバイク持ってまた行きたい!」と大満足な長男なのであった。

 

前回の旅行の宿、『ふじやまべーす』が何もかも完璧過ぎたので、そこに比べると色々不満点や疑問点はあったが、それを差し引いてもプライベートリバーはやっぱり最高だった。

 

しかし、今回いちばん良かったのはやっぱり小林家住宅のモノレール!

東京近郊の方はぜひ一度体験してみて欲しい。

 

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