前回のブログを書いた後、私が熟睡中の明け方に遂に多摩川サイクリングを敢行した長男。

往復30キロ、2時間の道程を無事完走。

 

これは遂に完治きた?

…と思ったら、その後5日間はほぼ寝たきり状態だった。

 

これがコロナ後遺症でいうクラッシュっていうやつ?

いちばんやっちゃいけないやつじゃん…もうすぐスクーリングなのに。

 

具合はそれほど悪くないし、以前より良くなっている実感はあるが、とにかく眠いらしい。

もう本当になんなの、この過眠症ってやつは…

 

寝たきり状態のまま整体に行くと、やはりまだ腎臓が良くないらしい。

肝臓は完璧だが、その肝臓を治すのにも4回掛かったから、腎臓も今回で4回目なのでそろそろ治ってもいい頃とのこと。

 

そして、今回も今まで以上に完璧に仕上げてもらった。

 

長男が言うには「身体に緊張感がなくなった」とのこと。

これは今までにない変化で、ゴッドハンド先生も太鼓判を押すほどの回復ぶりだった。

眠気もすっかりなくなったようだった。

 

…しかし、帰宅後には眠気が復活。ほんとなんなの。

 

その後、2日間4コマのスクーリングと、いつもより量が多い8月のレポートもギリでこなした。

一応踏ん張ればなんとかなってはいる。

だが、眠気がどうにもならない。

 

ゴッドハンド先生も同意されていたが、起立性は多分とっくに治っているのだと思う。

起立性が長引く子は、精神的な問題を抱えている(それがオーラのように分かるらしいw)ことが多いが、うちの長男にはそれはまったくないと。

 

私もそれはずっと思っていた。

深刻に悩んだりとか希死念慮とか一切ないんだよな。

頑張り屋さんでも神経質でもないし、今の状態が辛くて絶望したりとか一度もない。

 

だから、Xとかブログで見るような起立性の子とはなんかちょっと違う。

じゃあ、なんでこんなにも長引いているんだろう。

 

起立性は中1で発症し、中2で一度寛解している。

中3の1年間は問題なく楽しく学校に通っていた。

高1で特発性過眠症発症と共に起立性が再発し、高3の現在も不調が続いている。

 

うーん、もしかして、起立性が再発した訳ではないのか…?

 

改めて、特発性過眠症について調べてみた。

 

 

>夜に十分眠っているにもかかわらず、昼間、眠気におそわれ、いったん居眠りをすると1時間以上眠ってしまい、目覚まし時計で簡単に目覚めることができません。しかも、すっきりと目覚めることができず、覚醒するまでに何回も再び眠り込みます。寝ぼけが長引き、会話がまとまらず記憶もはっきり残らないような「睡眠酩酊」と呼ばれる状態になることもあります。睡眠時間が延長し、睡眠時間を制限しない状況では、1日の総睡眠時間が11時間以上になりがちです。数ヵ月にわたって、毎日16~18時間も眠る場合もあります。

>また、めまい、立ちくらみ、手足の冷えといった体温調節異常、頭痛などの自律神経症状がみられることがあります。

 

このまんまだよ…

朝起きられないのは起立性のせいだと思ってたけど、頻脈もなくなった今、「覚醒するまでに何回も再び眠り込む」ってまさにそっちじゃないか…なんで今まで気付かなかったんだ…

 

これまでずっと、起立性ありきだと思っていたけど、逆なのではないだろうか。

つまり、ずっと『ブレインフォグ』だと思っていたものは『睡眠酩酊』ってやつで、起立性のような自律神経の症状は、特発性過眠症の随伴症状に過ぎないのでは…?

 

だから、硬膜外や整体でその自律神経症状は改善されても、発端である過眠症までは治せない。

特発性過眠症も自律神経の症状だとずっと思い込んでいたが、そうじゃないのかも。

 

更に調べていると、こんな記事を見つけた。

 

ナルコレプシーと同じくオレキシン系の異常が原因なのだとしたら、それを整体で治すのは無理なのかもしれない。

オレキシン受容体作動薬の発売を待つしかないのだろうか。

 

と思って更にググると、ナルコレプシーを治せるという整体院が出てきた。

ちょっとゴッドハンド先生に相談してみよう。

でもこの整体院がやってる内容と同じことは毎回やってもらってる気がするな…うん、やってるわw

 

諸々の不調はあるにしても、とにかく今困っているのは眠気だけ。

だからなんとかなる、と気楽に思っていたが、逆にどうにもならないのかもしれない。

 

特発性過眠症が自然に治るのは1割程度だそう。

この状態と一生付き合うつもりでライフプランを立てなければいけないのか。

 

過眠症でもできる仕事…今の長男の状態だとやっぱYouTuberくらいしかないな…

 

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