バナナとキャラメルのアントルメ
【キャラメル・バナナアントルメ】
今月は、ビスキュイ・キュイエールを使ったアントルメとして、
キャラメルバナナ🍌の組み合わせで!
キュイエールというのは「スプーン🥄」のことなのですが、
絞り袋が発明されるまで(発明者はシブーストさんだと言われています)、スプーンで天板におとして焼いていたので、
いまも
ビスキュイ・キュイエールといいます。
きれいなら模様を出すためには、
きちんとメレンゲが立てられることがまず大切で、
その次には絞り方にもコツが要ります
隣とひっつけ過ぎないとか、斜めにするやり方とか、ほかいろいろ。
とっても美しいラインを描いた生徒さんがあり、みんなで大拍手👏
もう一つの大きな主題は
キャラメル
手順だけでなく、
自分の思ったところで焦がし加減を止めるにはどうするのか?
砂糖の性質とともにお伝えしています。
最後のハードルはマーブル模様!
でも、どんなふうにやってもそれなりに美しい模様がでるので、緊張は無用です😊
といいつつ、私の模様は、ちょっと力強さが足りず、不満足☹️
後から模様を足しました〜!
グレープフルーツとピスタチオを使って、
柑橘類のタルトtarte aux agrumesを作りました。
シュクレ生地
グレープフルーツの房切り
そして、
ピスタチオのクリームで構成されます。
本当は苦みのあるホワイトで作りたいのですが、最近日本ではあまりグレープルーツが売れないらしく、
輸入量も減少気味で、なぜかピンクは見つかるのに、ホワイトが見当たらず・・・
(翌週には売られましたが、去年も同じタイミング)
ピスタチオはシシリー産の上等を使っています。
アメリカ産もナッティで全然悪くないのですが、
せっかくなので、上質なものをお伝えしたいと思い、奮発です。
サワーチェリーでクラフティも。
アメリカンチェリーよりも、ぱきっとした味と酸が入って素晴らしいのです!
まずはシロップ煮。
ほんとうは種を抜かないチェリーで作るものなのですが、
さすがに種が入っていると、食べる人をびっくりさせます。
歯でもかけたら、大変!
というわけで、種を抜き、気持ち種の香りを移すため(?)一緒にシロップに。
今月も暑い中、ほんとにお疲れさまでした