パリ・お菓子屋さん巡り | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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フランス料理とお菓子の教室を開いています。おいしいものにまつわる話し、教室での出来事など、たくさんお届けします。
 

【お菓子とクロワッサン】

今回なんだか忙しすぎて、少しですが、

 

まずは

リッツのコントワールへ。

ホテルの一角がフランソワ・ペレさんのパティスリーになっていて、

喫茶の人と、持ち帰りの人のそれぞれ行列になってました。

 

 

 

マーブルケーキを

「1cmに切って」

とお願いしたら、ほんとに1cmに!😳

すばらしく上手です。

食べやすくておいしいケークでした。

 

マドレーヌはいっぱい種類があって、あれもこれもと言いたくなりますが、

ふっと考えると

1つ5€ということは850円!

 

というわけで2つにしてみました。

パッションとキャラメル。

でも。なんでヴァニラを買わなかったのか〜私!

ミスりました。

 

次には17区のプランクールへ。

予約が取れない3つ星シュヴァル・ブランのパティシエ、マキシム・フレデリックさんのお店

 

17区バティニョールにあって、

なんでここ〜と思いながら歩いていくと、突然周りの雰囲気がかわり、とても素敵なエリアになっていました。

 

惚れ惚れするようなクロワッサンと美しいいちご🍓タルトを買って帰りました。

 

でも、あの巻き巻きパン・スイス

なんで買わなかったの〜私!第2弾

と後から後悔。これはまた行かねば!

 

クロワッサン、最近のふんわり系ですが、もちろん美味しかったです。

 

25年のバゲットコンクールグランプリの

ラ・パリジェンヌへ。

何年か前もグランプリでしたね。

 

バゲットはほんとにするりと食べられるしまう、言い換えれば、バランスよすぎて、特徴がつかまえ切れず。

私が疲れすぎてるのかも😣

 

クロワッサンも今年の2番だそうで、

パリっとして、中は層が布っぽくしっとりで、美味しかったです😋

 

フラン専門店のneuloへ。

お店外の壁には、たくさんの受賞歴が書かれていて、目を見張ります👀

 

たくさんの種類の中からフランをいくつか。

みんなで分け分けして食べました。

いろんなバリエーションがあって、

わっと気分も上がります!

なるほどなぁ〜😍

 

ただ、どれも中のクリームがぐんにゃり柔らかく、固まってはいません。

スプーン🥄でカスタードをすくって食べてる感じ。

 

一番美味しかったのはヘーゼルとバニラですが、

それは背が低くて(🟰よく焼かれていた⁈)、クリームが一番しっかりしていたからという消極的な理由です。

焼き固まっていないフランって、、、

フランなの?

大昔あった、歯形がつくような真っ黄色のフランは好きじゃないですが、でも固まってないのも、今のところ納得できない私です🤔 

でもこれもまた時代の流れ。

 

最後は20区のsucré cacaoシュクレ・カカオ

ジェームズ・ベルティエさんのお店にご挨拶に。

 

フルーツコンフィのケーク!

帰ったら認定の授業で作るのです。

私たちはよく「フルーツケーキ」

と呼びますが、

 

正しくは

フルーツコンフィのケーク

Cake aux fruits confits

 

だったと、改めて🤔

果物が入ってるのではなくて、

フルーツのコンフィが入ってるからです。

 

シンプルに、まっすぐおいしくて、

粉の粒子も感じながら

(帰国後に)いただきました。

 

 

ところで生徒さんが買って来てくださったストレーと

ジェフリー・カーニュのフレジエ

(ご馳走さま!)

 

ともに、中はバタークリームではなくて、ムースでした。

おいしいけれど、もうこれは「いちごのムースケーキ」なのでは!

やっぱりフレジエはバタークリームじゃないと〜!!

と思ってしまいます。

 

もう1軒買って、そこもムースだったら、

やっぱりこれも時代の流れなのでしょう・・・

ちょっと寂しいです。