サブレとケーク・オ・フリュイ 5月のお菓子認定講座1日め | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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フランス料理とお菓子の教室を開いています。おいしいものにまつわる話し、教室での出来事など、たくさんお届けします。
 

【サブレをいろいろ】

サブレ・ナンテと、これをベースに市松模様のダミエを仕込み、

 

みなさんにはサブレ・ディアマンを作っていただきました。

まん丸に転がすのはなかなか難しいのですが、、

 

フィルムの筒でもやってみましたが、まどろっこしく、

私はやっぱり手でなんとか。

 

 

やりかけると妙に楽しくて、ぐるぐる渦巻きもやればよかったかしら!なんて。

 

 

【フルーツコンフィでフルーツケーキ】

認定講座で、ひさしぶりにフルーツケーキを。

 

この前のパリでフルーツのコンフィをいろいろ買って来ました。

洋梨、桃、アプリコット、いちご、セドラなどなど。

サン・レミ・ド・プロヴァンスの会社製のもので、

認定講座でフルーツケーキを焼くなら、ぜひともこうしたかったのです。

 

 

そしてフルーツケーキといったら定番の

本当の「アンジェリカ」

そしてボンマルシェで見つけた「ドレンチェリー🍒」は、着色料ではなくて、

果物や野菜から抽出した色素で赤く染めているいる製品で、

私にとっては小躍りしたくなるようなうれしい存在です😆

(人工の着色料で染めていないドレンチェリーなんて、初めて見ました)

 

ラムに浸けたレーズンやアジャンのプルーンも加えて、

渾身のフルーツケーキです。

 

そうそういつもこんなことはできないのですが、

ずいぶんひさしぶりに、大好きなフルーツケーキが焼けました。

それも認定講座をスタートし、参加してくださる方々があるからこそ!

「頑張ろう!」と思えるのです。

あらためて、うれしく、感謝の気持ちになります😌

 

 

 

【パンドジェンヌ】

 

昔の日本のマドレーヌ、

〜菊型で焼かれ、下に「欧風銘菓」と描かれたグラシン紙が敷いてあるふんわりしたお菓子〜

は、ほんとはパン・ド・ジェンヌと言います。

 

ジェノヴァのお菓子という意味で、

アーモンドを使うことになっています。

 

アーモンドの皮を剥いてマジパンを作るところからスタート!

粉砂糖と合わせてペースト状にして繫ぎます。

 

ふんわり、しっとり。

裏返せば、シンプルで素朴で、飾り気のない普通のお菓子なのですが、

私はこれが大好きで、ずっと作り続けています。

気に入って下さる方があるとうれしいなあと思いつつ。