7月のキュイジーヌ・デザミ講座は
デュシェスでアペリティフスタートです。
デュシェスは潰したジャガイモに卵黄とパルメザンを入れて絞った、本当はクラシックのお皿のガルニチュール。
でも小さく絞って、アペロに使いました。
写真の奥は丸く絞って、中央にチーズを入れて。
アペリティフには、レモンと蜂蜜で作ったリモナードを
白ワインで割って。
前菜は、ポトフのテリーヌ
パリのシャルキュトリ「メゾン・ヴェロ」の逸品です。
最近のインスタでも複数回登場していました。
あるときパリで食べたのですが、なるほどポトフに煮た
お肉と野菜でゼリー寄せにして、テリーヌに仕立ててあったのです。
なんて楽しいアイデア!
ヴェロさんのレシピ本にはレシピが載っています。
まずはポトフを煮て、
ほぐして、テリーヌ型で固めたら、出来上がり!
おいしく、きれいに出来ました!
主菜はタコのドーブ daube de poulpe
かつてはフランスではタコを食べるのは地中海沿岸くらいだったそうですが、最近はパリのマルシェでもよく見かけますし、
レストランで食べたこともあります。
トマトや白ワインと煮て、ドーヴに。ドーヴというのはプロバンス地方での、「蒸し煮」を意味する料理法です。
玉ねぎのコンディメント(薬味)を添えました。
こういうとき普通はウイキョウの乾燥した花を使うのですが、
日本では見たことがなく(とうとう先週、市場で
一花300円で売られているのを見かけましたが!)
これは生徒さん宅のガーデンよりのディルとそのお花
こんなものが使えて、本当にありがたいことです。
デザートはサブレにルバーブのコンポートを乗せ、
そして、糸あめを乗せました。
私のは最後の、状態のよくないのを集めたので、残念な感じですが、
ひさしぶりにやりましたが、楽しいものです。