とうとうパン・ド・ロデヴ普及委員会
のリアルイベントを行いました。
受け手となってくださったのは焼津市のイタリア料理店
「パエザーノ」の坂下シェフです。
仁瓶さんの、委員会での講習会と食べて楽しむ会
の最後のイベントです。
講習会は朝の8時スタート!
このお店には、シェフが自身の手で作られた薪窯があって
今回は薪窯でのパン作り=原始的なパン作り
を見て貰おうというのが主題。
薪窯は、ボタン一つで温度が調整できるわけでなく、
自分で薪を燃やして窯の温度を上げ、
温度が下がってくる途中を見計らって生地を入れてパンに焼くのだそうです。
パンの発酵曲線と、窯の温度を合わせる必要なだけでなく、
窯の蓄熱性について充分に理解していることが必要ということです。
仁瓶さんの力+坂下シェフの長年の経験値が必要![]()
(前日の試し焼きでは温度の下がる速度がいつもと違ってきて、あまりよい出来ではなかったのだそう![]()
前夜、坂下シェフは、「緊張する、緊張する〜」と。
しかし当日、二人のプロはぴったりと呼吸を合わせてこられ、
前日とは比べものにならないほどよいパンが焼き上がってきたと、アシスタントをされていた方が感服されていました)
これが薪窯で焼き上がったバゲット
仁瓶さんもちょっと興奮気味で
「食べた? 薪窯のバゲットだよ!!」と
とても嬉しそうで、ほんとによかった〜![]()
なかなかない貴重なものを食べることができて、
私もほんとに嬉しい![]()
じつのところを言うと、
私はズーム配信をしていたので、かなりドキドキしていました。
といっても企業会員の日清製粉の方がずっとカメラマンをしてくださっていたので、できたことです。
(自分のPCを外に持ち出したのも初めて。そこから配信するのも初めて! どうやってwifiに繫ぐのかも、今回ようやく知ったところです)
よって、講習会の中身自体はほぼほぼ分かっておりません・・。
食べる会もそうなのですが、運営側になってしまった以上、
真剣に勉強する、真剣に食べることを楽しむ・・・ことはできなくなってしまいました
 致し方なし。
みなさんが楽しんでいただく姿を見ることで、
慰められています。
さて無事に講習会が終わり、食べて楽しむ会です。
まずは乾杯!
エリンギのオイル煮。捨窯(パンを焼き終わった後の窯)
に入れて調理したものだそうで、なんておいしいのでしょう!
近隣の農家さんの空豆とリコッタとカシューナッツ
これも一晩の捨窯で、ローストしたパプリカ。
つるんとした表面、ふわっとした身は、初めての食感です!!
これも。ズッキーニのトマト煮。
サルシッチャとマッシュポテト!
粗挽きで、塩がびしっときいていて、とってもおいしい料理でした。
やはりリアルで会うことは素晴らしい
と実感します。
(2年以上もやっていないので、いろんなノウハウを忘れてしまっていましたが・・)
コーヒーの味や香りの分析を5項目で行う
という話しは、興味深く、もっとちゃんと聞きたい
(のですが、やはりいろいろ業務があって、あっちにいったり、
こっちに行ったり)。
仁瓶さんの、委員会での最後を飾るにふさわしいイベントとなりました。
最後なので、委員会よりお花を贈呈。
右の方が、プロフェッショナルの坂下シェフ。
この方のご協力なくしては、成立しませんでした。
坂下シェフだけでなく、たくさんの方々が動いてくださいました。パンを作ること、材料を準備すること。食べる会用のパンを準備すること。ズームの配信に、お花の手配。
お店側のスタッフの方々。それから日本の各地から駆けつけてくださった方々。
たくさんの方の協力で、無事に終わりましたこと、
感謝です。ありがとうございました!













