パッションのスフレチーズケーキ講座にて | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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フランス料理とお菓子の教室を開いています。おいしいものにまつわる話し、教室での出来事など、たくさんお届けします。
 

パッションをいれたスフレチーズケーキを作りました。

 

 



 

 

 

なかなかこれがクセもので、ふっくら、でも割らずに。

は、かなり難しい!

これはうまくいったときのですが、

授業では、「割らないようにしなくっちゃ!」と思いすぎたら、

下火の弱さから力がなさすぎたり、

(下火を弱めすぎると、パワー不足で、少し腰折れぎみに)

 

 

複数の生徒さんのをオーブンにいれたので

温度のコントロールがしきれず、逆に割れたり・・・

 

オンラインの生徒さんのお家でもかなり

「割れてしまいました〜」のご連絡が!

(とってもうまくいった方も)

 

そいういえば、もう20年近く前、

自宅でなんなく焼いていた、アルザスの

タルト・オ・フロマージュが

 

今の教室に引っ越してきて同じレシピで焼いてみたら、

まったく味が違っていて、ひどく往生したことを

思い出しました。

 

うちのオーヴン(デッキタイプ)は力がなくて、けっこう時間がかかるのです。

だからタルト・オ・フロマージュが力なく上がり、

自宅のとは全然違う食感で、

「残念・・・ショボーン

と思ったことを、今更ながらに思い出しました。

 

当時は、今に比べたらはるかにいろんなことが分かっていなくて、理由もよく分からず・・・びっくり

すっかり忘れていました。

 

 

ということは、教室で焼くのと、みなさんのご自宅で焼くのとは

、他のお菓子に比べても、かなりのレベルで違うのだろうなあ・・と。

うちのオーヴンに合わせてメレンゲを強化すると、家庭用のオーヴンでは強すぎる傾向があるよう。

 

 

そもそも事態を難しくしているのは、パッションの強い酸です。

通常通りのコントロールがききません。

味はとってもおいしいのに。

 

 

これはちょっと課題です。

もっとみんながやりやすいように、なんとかならないかと思い始めています。

 

 

でも一生懸命トライして、焼いてくださいました。

 

 

 

(とってもきれいですが、パッションではなくて、マンゴーで作ってしまったそう!)

 

お疲れ様でした!!