焼酎とジビエの会 | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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フランス料理とお菓子の教室を開いています。おいしいものにまつわる話し、教室での出来事など、たくさんお届けします。
 

焼酎とジビエの会の料理を担当しました。

 

「21の会」(大阪を中心とした飲食業に関わる人たちの勉強会)の主催で、

「湘南ジビエ」の鹿と猪と

乾酒造扱いの芋焼酎のマリアージュ

そして焼酎専用のグラスdesirのお披露目の会です。

 

湘南のイノシシのロースト

 

 

ソムリエ、フィリップ・ジャメスさん監修、焼酎専用のグラス「デジールdesir」

とても美しいシルエットです。

世界にうってでるには、エレガントな専用のグラスが必要との考えからだそうです。

 

そのステムの細さといったら心細いくらいで、

洗うのがぞっとするくらいに怖いのですが、

 

私は洋食器も和食器もグラスも、そのくらいに薄いのが好きです。惹かれます。

 

 

 

鹿のシンタマ(左)といのししのロース

(試作用食材がなくて、一発勝負だったので、ドキドキ・・)

 

アミューズもいくつか作りました。

教室はコロナで1ヶ月半休業にしていたので、なんだか気持ちが

だらんとしていたのですが、

料理を準備し始めたら、しゃきっとしてきました。

(やっぱりアミューズ作りは楽しいなぁ。早くアペリティフ講座をやりたいものです)

再開の機動力に!!

 

 

 

たまたま仕込みにやってきたル・ポンの正平さんもかり出されて・・。

 

カツレツを揚げるのを手伝ってもらいました。

イノシシのロースのミラノ風カツレツ

手前は、提供された鹿のソーセージ

 

 

グラスが小振りなのは、香りをたたせるため、そして女性にも飲んでほしいからだそう。

 

鹿のローストには、古典的なソース・ポワヴラッドを準備しました。

焼酎はやはり少し甘味があるので、ぴりりと辛い胡椒の利いたソースにしてみました。

奥は焼き肉屋さんの松村さん

お肉をカットするプロなので、お願いしました!

 

ちなみにジビエの料理には、厚生省見解で、守らなければならない芯温があるのですが、

このジビエはいったん冷凍になっているため菌の心配は少なく、

もう少し温度を低くできるのではないか、と関係の方。

であればもっと赤く柔らかく仕上げられるので、素晴らしいことです。

 

主催のお二人

カツサンド屋さんの二井さんと、グラスの会社を経営される米山さん。

 

これからも毎月、楽しい食の勉強会を企画されています。

よい経験をありがとうございました!

 

(写真提供:武田 憲久カメラマン)