アザミの行く末 | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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フランス料理とお菓子の教室を開いています。おいしいものにまつわる話し、教室での出来事など、たくさんお届けします。
 

もう随分前の、昨年末のことですが、ある日、教室にこんなものが落ちていました。
なんだか、ど派手なタンポポの種のよう。
 
探してみると、クリスマスにいただいたスワッグの中から出てきています。
なんだろう?とのぞき込むと、たぶんあざみ系統の花材が咲いたもののようです。
 

もと(いただいたとき)はこんな感じ。

 

それにしてもすごいパワー!
こんな若い段階で摘まれたというのに、花の段階がどうなっていたのかは不明ながら、種を飛ばすところまで成長(?)するとは!
 
ちょうどその頃、FBで知り合いが
「家に、正体不明の怪しい種が散ってる! 怖い!ガーン
と投稿していました。ちょっと前に中国からたくさんの種が外国に送りつけられた事件があったので、そのときのことを連想したよう。
 
そこで「ブーケかお花はありませんか」と書いてみました。
すぐに返信があって、お嬢さんの部屋にあったお花から飛んでいたということが判明、一件落着しました爆  笑
 
近縁と思われる食用のアーティチョーク(朝鮮あざみ)に紫色の花が咲くところまでは知っていましたが、その後、どういう種になるのか知らなかったので、よいものを見た!という気分です。
 
あれびっくり
もしかして、タンポポとアーティチョークは近いのか? 
 
調べてみると、両方ともキク科!!
 
でもキク科はほかにも
エーデルワイス、ガーベラ、コスモスにひまわりなどなど。
みんなが種が飛ぶわけじゃないしね。
(香りの話しも好きだけど、私は植物の科の話しも好きです)
 
でも楽しませてもらいました!