土曜日は再開第一回目、念願のキュイジーヌ・デザミ講座を開催しました。
予約の段階で、「興奮しすぎて、しゃべりすぎないようにしないと!」と、とある生徒さん。
ほんとにその通りで、うっかりすると、マスクをしているとはいえ、どんどんしゃべってしまいそうになります。
前菜は今がいちばんおいしいフルーツトマトとを使ったタルトと
私が食べたかったタブレ(クスクスのサラダ)を作りました。
レモンとミントを入れて! 満足しました。
主宰はサワラをタイムの香りでローストに。
ようやく咲いた2つめのナスタチウムを乗せました。
デザートはさくらんぼのケーキを焼きましたが、型からきれいに外れてくれず・・で、ちょっと残念でした。
なるべく早めに終わるように、楽なメニュ−にしました。
自粛期間中何をしていたか。植物を植えて育てていた話し。6時間かけて煮込んだカレーの話し。「神の雫」を2年越しくらいに読んだ話し(私)。短縮労働から元に戻って、ちょっと疲れ気味の話し。お菓子ばかり作っていた話。家中掃除した話し。などなど!
興奮しないようにしないと。
興味深かったのは
「これまで必要だと思い込んでいたものが、じつはそうでもなかったということに気づいたんですよね」
との話し。へえ、なるほど・・。
その方にとって、それはたとえば何だったのだろう?と考えているうちに
「でもね、教室に来ることはやっぱりエッセンシャルでした」
なんてうれしい言葉でしょう!
自粛生活の間、早くみんなで料理をしたいと思って居て下さった方がここにも。
私はときどき「まあ、フランス料理を習わなくても、生きていけますからね・・」と自嘲気味に言うことがあるのですが、もうやめようと思います。
しみじみ、
「やっぱりとても楽しかったですね」
と言い残されて、お帰りになりました。
そうです。教室は私にはもちろんやっぱりエッセンシャルです。当たり前でなかったこと、本質的に必要なもの。
とても考えさせられる日々です。
また教室ができて、ほんとにとてもありがたいことです。
ご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました。
また来月!!