カカオの皮のお茶  | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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フランス料理とお菓子の教室を開いています。おいしいものにまつわる話し、教室での出来事など、たくさんお届けします。
 

カカオの皮のお茶をいただきました。サン・ドマング(ハイチ)産のカカオ

Betjeman & Barton

 

 

 

ずっと前、京都のダリKのサロンで出ていたと聞き、カカオ豆をローストして皮を剥いたときに、その皮を集めてみんなで飲んでみたことがあります。

 

うっすらねぼけ・・・しばらくしたら、胸焼けのような感じ。

「まあ、悪くないけど、おいしいものでもないね」

というのが、そのときのほぼ全員の感想でした。

 

あのときの胸焼けがちょっと蘇って来て、

「どうも、ありがとうございます・・」の声も、小さめ(ごめんなさい!)・・。

 

ところが、くださった方によると「80℃4分間」で抽出するとのこと。そこでその通りやってみると、

ふわっと甘い、ココアの香り! そして、なんともいえず繊細でふくよかな香りがします。薄いココアのようでもあり、おいしいお茶ができました。

4分80℃と書かれています(日本人には読めません!)。

 

うーん。知らないって、怖い。分かったような気持ちになっているのが一番いけない、と思いました。

 

cacao husk teaカカオの皮のお茶といって、ポリフェノールも多いようです。お菓子の講座にてお出ししています。