ローチョコって!? | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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フランス料理とお菓子の教室を開いています。おいしいものにまつわる話し、教室での出来事など、たくさんお届けします。
 

ローチョコレートのお裾分けをいただきました。

カカオ豆を砕いて、スパイスで香りが付けてあり、ぽりぽりとおいしくいただきました。

 

そもそもローチョコって、何なのだろうとずっと思ってきました。ロー(生)というからには、酵素が関わるはず。

酵素を不活化させない(=生)温度といえば一般的には47〜8℃以下でないとだめなのでしょうが、チョコは普通カカオ豆を発酵させてからローストして、砕いて練ったものです。

 

ローストしないでも、チョコになるのだろうか? 

これはチョコの状態にはしていませんが、食べた感じではまるでオーヴンで乾かしたかのようにかりかり、ぽりぽりです。

 

いつだったかプラリネを作ったとき、早まってナッツに火が入る前に砂糖がキャラメル化してしまい、慌てたものの予備のナッツがなくて致し方なく続行したことがありました。

相当にフードプロセッサーを回しても油脂がでてこず、ものすごく苦労したような記憶があります。ローストしてこそ油脂が出てつながるのではないのだろうか?? いや、あのときも、相当頑張って、なんとなくプラリネ的になった(した)のだったかも・・・。

ますます不思議な気持ちです。

またいずれ謎は解明しないと。