テノール歌手松本薫平さんのサロンコンサートに、芦屋「アマレーナ」へ。
まずはアミューズをいただいたあと、3曲聞かせていただきました。
それはそれはすばらしく、空気が震えます。当日が結婚記念日のご夫妻がお客様のなかにあり、「旦那様に変わって、奥様にメッセージを伝えます・・」と松本さんがまっすぐ奥様に向かい、とうとうと歌い上げられる場面も。人ごとながら、どんなにかうれしい体験だったことでしょう。
きっとそこにいた人みんな、「いいなあ」と思っていたはず。
イタリア・モデナのテノール歌手、パヴァロッティの記念ラベルのサンペレグリノ
コンサートはいったん中休みになり、食事が始まります。
仔牛のピッカティーナ パヴァロッティ風
パヴァロッティが大好きだったのだそうです。仔牛のローストに、生ハムが入ったバルサミコソースの組み合わせ。とてもおいしくいただきました。
そしてまたカンツォーネが始まります。なんとも心地よいタイミング。
おいしいものをいただき、すばらしい歌声に心揺さぶられ。これが、広いコンサートホールではない閉鎖空間であることも、大きな、大きな贅沢でした。
私は折悪しく直前まで仕事に追われ、帰ってからもまた仕事でどたばたでしたが、それでも出かけていってよかったと思える時間でした。至福のとき。