フランボワーズ・マフィン
グラン・フロント大阪にできた「ザ・シティ・ベーカリー」へ行ってみました。
http://www.thecitybakery.jp/
話題のプレッツェル・クロワッサンは買えませんでしたが、独特な感じのマフィンに出会いました。
まずはかなり強い穀物臭があります。全粒粉のパンの比ではありません。
甘みも少なくて、かつまったく軽くないのです。穀物分が多い分グルテンが少なく、ふわっと軽く膨らんではいない感じです。
「なんだか、変ってる・・」
そう思いながら食べ進めているうちに、
「でも、嫌いじゃないかも・・」
と思い始め、とうとう
「けっこうタイプかも」
と思うに至りました。私は、軽くてぶかぶかスカスカの食感のケーキが好きでないからだと思います。
業界紙であるパンニュースや「B&C(パンニュース社)」をずっと読んでいると、アメリカのパンの動向を知る事ができます。トレンドはやはりヘルシーであること、そしてスタイリッシュであることがとても重要です。
なんだかそんなイメージがいきなり目の前に、体感できる感じで現れたような気分です。
学生の頃に行ったアメリカのお菓子は、とにかく甘くて、びっくりするくらい大きくて、ちょっと大味。今はもうずいぶんと違ってきているはずです。
ニューヨークを舞台にした映画「プラダを着た悪魔」の情景や、「恋するベーカリー」がぱっと脳裏に浮かび、行きたいなあ、アメリカの料理やお菓子もいつか堪能してみたい、と思う今日このごろです。