15才の能楽師、赤松裕一さんが、いよいよ大槻文蔵さんの芸養子になる日がやってきました。
披露のお能が、大槻能楽堂で催されました。
連吟に続き、たくさんの題目の能や狂言が披露されたあと、赤獅子となって裕一さんが登場したときには、ぞくっと身震いが走りました。
この面と衣装の中に15才の少年がいるとは、想像もできない迫力です。
私にはまだまだ何も分からないながらも、魅入ってしまいました。
披露の宴が場所をリッツに移して行われます。
お客様は総勢280名だそう。著名な方も多くいらしていて、密かにきょろきょろしつつ、お料理も堪能します。今頃、厨房は戦争のようなのだろうなあ・・・と思いながら。ありがたいことです。
大槻裕一さんとして大成され、日本人にもっと能が楽しまれる日が来る礎となられますように！
若い才能に期待しています。
こんな写真を撮ってもらえるのは、今のうちなのかも！