南仏ニースのお土産に、フリュイ・コンフィfruits confitsをいただきました。
メロン、洋梨、いちじく、そしてたぶんアプリコット。
高い糖度のシロップに浸かっているはずなのに、ものすごく甘いと感じるわけでなく不思議です。なぜか子供時代を思い出し、その記憶の底にはセロファンに包まれたゼリー菓子があると気付きました。
メゾン・オーエMaison Auerはたぶんニースでもっとも有名な老舗のお菓子屋さん。
コンフィは何日もかけて順に糖度の高いシロップにつけて、果物の中の水分とシロップを入れ替える作業をして、完成させていきます。
ニースに行くと、たくさんのお菓子屋さんのウインドウにいろとりどりのコンフィが並びます。暑い地方で甘い甘いコンフィというのも・・とは思いますが、暑いからこそコンフィ作りに向いているということでしょう。
丸ごとのパイナップルのコンフィを見ると、その技術と忍耐強さ(たぶん・・)に、感心してしまいます。
南仏で一番有名なのはアプト村です。
http://www.luberon-apt.fr/index.php/fr/decouvrir/le-gout/fruits-confits/item/fruits-confits
http://www.lesfleurons-apt.com/
(ちょっと長いのですが、動画でコンフィ作りが見られます)