タヒチ産ヴァニラ
パリのお土産にいただきました。その瞬間からぶんぶんとよい香りが漂います。どーんと250g
うっとりするような香りと量です。
教室でいつも使っているヴァニラはマダガスカル産。非常に香り高く甘く、ヴァニラとしては世界の高級品です。
しかしタヒチ産ヴァニラは世界の最高級品。
マダガスカルも相当によい香りですが、タヒチはまた別種の香りがします。甘くて上品で、高貴な香りですが、ほんの少しスパイシーさも加わります。
そのスパイしーさゆえか、全員が好きになれる香りではないかもしれませんが、高貴さは比類のないものです。
ヴァニラはラン科の植物のめしべにあたる部分です。乾燥させ発酵させることで、独特の香りがでてくるのだそう。一度パリの植物園でヴァニラの木を見たことがありますが、いかにも熱帯の植物でした。
タヒチのヴァニラを思うとき、いつも私の頭には、ゴーギャンの描く世界と、そして夏になるとでてくるパリのパティスリーの店先の「タヒチ産ヴァニラアイスクリーム」のおいしさが。
現地でヴァニラを買いたいと、いつかタヒチに行ってみたい・・・と思っています。
来月の講座は、みなさんに贅沢にタヒチ産ヴァニラのアイスクリーム楽しんでいただくつもりです。ああぁぁ、楽しみ!