滋賀・日野「大地堂」のクリストシュトーレンを頂きました。
滋賀県蒲生郡日野町村井1377
大地堂は小麦を栽培し、自家製粉して粉にして、パンを作っているパン屋さん。
ご店主廣瀬さんは日本で初めてディンケル小麦（スペルト）の商業栽培に成功された方で、熱い、熱い人です。
シュトーレンは小麦全粒粉で作られ、ちょっとポソポソしていますが（全粒粉なので）、噛むほどに味わい深く、深い滋味を感じます。スライスするよりも、指で割りながら食べたほうがよいのかも。全粒粉のつぶつぶした食感は心楽しいものです。レーズン、オレンジピール、レモンピール、アーモンドなどなどいろいろなものがたくさん！
作っているのは、廣瀬さんの義妹の志穂さんです。
最初はパンニュース社の取材で寄せていただきました。広大な畑、踏みつけにした麦の芽
（麦踏みといいます）、金色の麦の穂、冬になるとやってくる賢い猿や鹿のこと、麦刈りのときに乗せてもらった巨大コンバイン。いろんなことをなつかしく思い出しながら、いただきました。そういえばワークショップで植えて、踏んで、収穫させてもらったディンケル小麦。「次回、あの麦でパンを作りましょう」の話し、実現を待っています。