「エミリーズチョコレート奥沢」のチョコレートを頂きました。
http://emilys-chocolate.com/pg32.html
「クリオロ種」と「トリニタオ種」のカカオ豆を自家焙煎して練り上げ、板チョコレートを作っているのだそう! びっくりしました。
日本で、個人でこんなことをしている方がいるなんて、本当に驚きです。
80%の板チョコは口に入れた瞬間とても丸い味わいで、一瞬「58%くらいかな」と思う優しさ。溶けていくうちにだんだん濃さがでてきて、途中で「あ、そうだ、80%なのだった」と思い出したくらいです。
徐々に苦みとカカオの香りが広がっていき、最後の余韻がとても長く濃く残ります。
不思議。80%のチョコにある、ごそごそした感じはみじんもなく、滑らかで、ほどよい固さです。
こんな素晴らしいものが個人(大工場のあるメーカーでなく)で作れるなんて、本当に驚き以外の何ものでもありません。
ショコラティエになりたい、ではなくて、チョコレートそのものを作りたいと思うなんて!
そのチャレンジ精神と心意気と、そして完成度の高さ。脱帽です。