料理基礎講座にて
黒豚肩ロースのブレゼ
今日の前菜は殻付きの帆立貝を使って、グラタンに。
帆立はフランス語で「ジャック聖人の貝」coquille Saint -Jacques、つまり聖ヤコブの貝という意味です。
キリスト教の巡礼地サンティアゴ・ド・コンポステーラ(スペイン)の近くの湾では帆立がよく捕れたことから、巡礼の証拠として、ヤコブのお墓のあるこの地への巡礼者が帆立を身につけたのだそうです。この聖地に行ってこられた生徒さんによると、巡礼の人の持つ杖にはどれも帆立のマークがついていたそうです。見てみたい!
そういえばパリのメトロには「サン・ジャック」駅がありますが、この駅のあるサン・ジャック通りがパリから聖地へ剥けての出発点になっているそうです。
昔パリにいた頃、この駅を通るたびに、「ふふ、帆立駅だなんて・・」と勝手に思っていました。帆立貝は正式にはcoquile Saint-Jacquesですが、よくcoquille(貝の意味)はすっ飛ばして、サン・ジャックと呼んでしまいます。だから、私の中では勝手に「Saint-Jacques」=「帆立」だったのです。じつは「聖ヤコブ」という意味だったとは、ずいぶん後から知ったことです。
アンディーヴとマッシュルームのソースを上にかけて上面をグラチネします。
帆立とアンディーヴの苦みはとてもよく合うのです!
つぎはオニオングラタンスープを作ります。
まずはブイヨンを準備します。
牛バラとすね、仔牛の骨、さらに地鶏のガラと香味野菜を合わせて煮ること4時間。
鍋いっぱいの玉ねぎスライスを炒めて、このくらいに。
ここにさきほどのブイヨンを加えて、煮詰めていきます。
にんにくをこすりつけたパンにグリュイエールチーズをのせて、オーヴンへ。
今日の前菜は殻付きの帆立貝を使って、グラタンに。
帆立はフランス語で「ジャック聖人の貝」coquille Saint -Jacques、つまり聖ヤコブの貝という意味です。
キリスト教の巡礼地サンティアゴ・ド・コンポステーラ(スペイン)の近くの湾では帆立がよく捕れたことから、巡礼の証拠として、ヤコブのお墓のあるこの地への巡礼者が帆立を身につけたのだそうです。この聖地に行ってこられた生徒さんによると、巡礼の人の持つ杖にはどれも帆立のマークがついていたそうです。見てみたい!
そういえばパリのメトロには「サン・ジャック」駅がありますが、この駅のあるサン・ジャック通りがパリから聖地へ剥けての出発点になっているそうです。
昔パリにいた頃、この駅を通るたびに、「ふふ、帆立駅だなんて・・」と勝手に思っていました。帆立貝は正式にはcoquile Saint-Jacquesですが、よくcoquille(貝の意味)はすっ飛ばして、サン・ジャックと呼んでしまいます。だから、私の中では勝手に「Saint-Jacques」=「帆立」だったのです。じつは「聖ヤコブ」という意味だったとは、ずいぶん後から知ったことです。
アンディーヴとマッシュルームのソースを上にかけて上面をグラチネします。
帆立とアンディーヴの苦みはとてもよく合うのです!
つぎはオニオングラタンスープを作ります。
まずはブイヨンを準備します。
牛バラとすね、仔牛の骨、さらに地鶏のガラと香味野菜を合わせて煮ること4時間。
鍋いっぱいの玉ねぎスライスを炒めて、このくらいに。
ここにさきほどのブイヨンを加えて、煮詰めていきます。
にんにくをこすりつけたパンにグリュイエールチーズをのせて、オーヴンへ。
オニオングラタンスープ Soupe a l'oignons gratine
熱々をふうふう言いながら、いただきました。濃厚でとてもおいしいものです。
できれば、外は雪が降ってほしいくらい!
しかし前日のブイヨンも、玉ねぎもぎゅっと小さく煮詰めることになってしまい、かかった時間とお金と労力からしたら、相当に報われない見かけ(と量)。でもそのおいしさ、十分に報われるものです!
さてメイン。
黒豚の肩ロース肉に、白ワインと香味野菜を加えて蓋をして、低温のオーヴンへ。
柔らかくしっとりと煮上がります。
ソースは粒マスタードでつなぎます。簡単おいしいので、私はこの料理をけっこう多用します。フォンも要らないので、超お助けメニューなのです。
本日のワインは、ボジョレー解禁日のため、もちろんヌーボーです。今年はおいしいよう。
合わせるのは、とろとろのモンドールです。
デザートはプロフィトロールprofiterole
シューを小さく焼いて、中にアイスクリームを詰め、熱いチョコレートソースをかけたもの。クラシックのデザートです。
中身を変えて、料理のメニューに登場することもあります。すでに16世紀から存在していたものなのだそう。
profit(もうけもの)から出来た言葉だと辞書にあります。たしかにこのお菓子を食べるたび、大きな幸福感というよりは、ふっと頬のゆるむような「小さい喜び」を感じます。
熱々をふうふう言いながら、いただきました。濃厚でとてもおいしいものです。
できれば、外は雪が降ってほしいくらい!
しかし前日のブイヨンも、玉ねぎもぎゅっと小さく煮詰めることになってしまい、かかった時間とお金と労力からしたら、相当に報われない見かけ(と量)。でもそのおいしさ、十分に報われるものです!
さてメイン。
黒豚の肩ロース肉に、白ワインと香味野菜を加えて蓋をして、低温のオーヴンへ。
柔らかくしっとりと煮上がります。
ソースは粒マスタードでつなぎます。簡単おいしいので、私はこの料理をけっこう多用します。フォンも要らないので、超お助けメニューなのです。
本日のワインは、ボジョレー解禁日のため、もちろんヌーボーです。今年はおいしいよう。
合わせるのは、とろとろのモンドールです。
デザートはプロフィトロールprofiterole
シューを小さく焼いて、中にアイスクリームを詰め、熱いチョコレートソースをかけたもの。クラシックのデザートです。
中身を変えて、料理のメニューに登場することもあります。すでに16世紀から存在していたものなのだそう。
profit(もうけもの)から出来た言葉だと辞書にあります。たしかにこのお菓子を食べるたび、大きな幸福感というよりは、ふっと頬のゆるむような「小さい喜び」を感じます。