仔羊のロースト、スパイス入りソース トマトとういきょうのコンフィ、ピストゥのタッチで
Filet d’agneau rôti, sauce aux épices douces, tomates et fenouil confits et touche de pesto.
パトリック・テリアンシェフ
いよいよデモがスタートです。
「仔羊のカレcarreは、背中のこのあたりの部分」
ソースは仔羊の裁ち落とし、香味野菜のミルポワ、蜂蜜から。
たくさんのスパイスを使います。シナモン、スターアニス、コリアンダー、クミン、カルダモンなどなど。
塩と・・
スパイスをたくさんまぶします。メースはナツメグを包んでいた仮種皮。アニスやカルダモン、シナモンなど。
仔羊を、また別のプレゼンテーションで。
次はデザート。マロンのムース
栗の粉farine de chataigneとマロンペーストを使ったビスキュイをサヴァラン型で焼きます。繊細で崩れやすく、ほろほろです。
亜麻仁(フラックスシード)を散らしたラング・ド・シャテーニュlangues de chat-aignes
ラング・ド・シャは訳すと「猫の舌」、薄く長細く焼いたプチフールです。
今回は栗の粉farine de chataigneが入っているため、猫のchatと栗のchataigneをかけて、ラング・ド・シャテーニュ。頭のいい先生らしい、ちょっとした言葉遊びです。
全部マロン! 塩の花入り、キャラメルムース Le tout marron et son mousseux caramel a la fleur de sel
デモが終了。あぁ、ほっとした・・。
先生は今年もキレのある美しいデモをされ(いつも通り)、そしてとても楽しい授業でした。学ぶことがたくさんです。
ひとまずシャンパンで乾杯!
みなさんがアペリティフを召し上がっている間に、盛りつけます
次はデザート! サイフォンsiphonからなかなかうまくムースがでてくれません。日本とフランスではゼラチンの固さも違い、生クリームもまたしかりです。それをぶっつけ本番で合わせてくるのは、とても大変なことです。
うまくいきました! ほんとにおいしそう!
今年もたくさんの方々にご参加いただき、ありがとうございました。おかげさまでよい時間が過ごせましたこと、みなさまに感謝申し上げます。
それと今回は役目上私は写真がほとんど撮れませんでした。写真を提供してくださったみなさま、ありがとうございました!