エスパス・フランスで行われた「モロッコのタジン料理教室」
に参加しました。
モロッコには行ったことがありませんが、行ってみたいものです。
これがモロッコの本当のタジン
今日のメニューは「鶏とレモンとオリーヴのタジン Tajine de poulet au citron aux olives」
講師はフランス語のLaurent Turgis先生
つまりフランスのフィルターを通したモロッコ料理です。
鶏肉をしっかり色づけたら、たまねぎを加えてゆっくり火を通します。
手元は、モロッコで海外青年協力隊の医療活動をしていらした看護師さん(日本人女性)。
(お袖がとてもモロッコ!)
ブイヨンを加え、レモンは4分割で。コリアンダーとイタリアンパセリを刻んで加えます。
ここで茶色いスパイス「ras-el-hanoutラス・エル・ハヌー」を加えます。アニスやサフランなどさまざまなスパイスのミックスなのだとか。蓋をして20分煮込みます。
オリーヴを一瓶、水を切ったら、どばっと加えます。
じゃがいもも4分割で加え、蓋をしてさらに20分。
できあがり!
少し冷まして「温かいtiede」でいただきます。本来はこのまま冷まし、あと2回火を入れ、とろとろのジャム状態にしてから食べるものなのだそうです。
鮮烈なスパイスの香りが、レモンの風味とともにぱっと広がります、初めての味わい。
なんて美味しいのでしょう! 鶏もほろほろです。
私もすぐにも作りたい味ですが、スパイスを探すのが大変かもしれません。モロッコ、あるいはパリで買うしかない?
じつはほんとうのタジン鍋は貴重なので、今回はココットを使っています。
看護師さんによると、上の写真のきれいなのは、じつは煮ることには使えないのだそう。火が入ると塗料が溶け出るそうで、(だからサラダに使うようです)

本当に料理に使うのは、こちら。けして混ぜないのだとか。
じつは最近では圧力鍋で時間短縮で料理することが多いそうですが、でもかならずこのタジンにきれいに盛りつけ直し、手で食べるのだそうです。
相当に熱そう。だからパンではさんで食べます。
非常によい体験でした。
看護師さんがこの夏またモロッコへ向かわれるそうで、そのときに「ラス・エル・ハヌー」を買って来てもらうことにしました。いずれ単発講座で作って見たいと思います。
こうご期待!