草枕の旅 | 雪太郎の「万葉集」

雪太郎の「万葉集」

私なりの「万葉集」解釈
カレンダー写真は「鴻上 修」氏撮影

 我が家(いは)ろに行かも人もが草枕旅は苦しと告げ遣らまくも

  巻20 4406 防人大伴部節麻呂

 おれの家に行く人でもいたら良いのになあ。草を枕の旅は苦しくてならないと知らせてやりたい。

「家ろ」は「イへロ」の訛り。「行かも」は「行かむ」の東国形。「まくも」は東国で用いられた願望表現。

 旅は今でこそ新幹線や飛行機で移動すればあっという間に目的地に着くので楽しいですが昔は徒歩が主流でした。籠や馬はもとより牛車などは一部の特権階級だけのものだったと思われます。

 

 昨日「プリンター」に(インクの吸収パッドの汚れが限界に達し、EPSONの修理工場に持って行って交換しないと使えません)という趣旨の警告が出て「修理」も考えましたが、ずいぶん使い込んでいたので思い切って新しいのを買ってきました。ついでに「光回線」のみだったのをWi-Fiにしようとしたのが誤りでした。同時にやるのは素人には至難の業で、七転八倒でした。繋ぎ方を調べ「マニュアル」を読み必要な「ダウンロード」をして使えるまでに半日かかってしまいました。しかし、兎にも角にも何とか前のプリンターと同じ作業が出来るようになりました。ブログが書けなくなると人生の「張り」みたいなものを失ったようで「ボケ老人」への道をまっしぐらに進みそうで不安でした。インターネットや本で、あれやこれや調べながらですが体力のある内は書き続けようと思います。義理で「いいね」を押してくださっている方も多いと思いますが「心遣い」は必要ありません。同僚だった先生からも「いいね」が押せなくて申し訳ありませんが楽しみに読んでいますというメールが届いています。アメブロにブログを書いていないと「押せない」のかその辺の事情にも全く「うとい」人間です。今後ともお付き合いくださればありがたいです。