千葉市役所1階の情報ステーションでは、9月10日の「下水道の日」に向けて、下水道に関する千葉市の取り組みが紹介されています。「下水道の日」は、国土交通省のホームページで、「下水道の日」は、昭和36年、著しく遅れている下水道の普及に向けた取組を全国的に展開するため、下水道を所管していた建設省、厚生省、日本下水道協会が協議して『全国下水道促進デー』として始まりました。21世紀のスタートにあたる平成13年、旧下水道法が制定された明治33年から100年を迎え、記念行事が行われたことなどから、近年の下水道に対する認識の高まりもあり、より親しみのある名称として「下水道の日」に変更されました」と紹介されています。
最近の大雨や豪雨で、処理能力を超える降雨により冠水していた箇所が公園の地下に整備された貯留槽や道路等の下に整備された雨水管きょにより、被害が軽減されたところもあります。雨水に関しては、一般財源からの繰り入れができますが、汚水管の更新については国の補助がなく、使用者である市民の使用料で賄われています。9月議会には、この下水道使用料の値上げのための条例改正議案が提出されています。改定率は13.60%で20㎥の一般世帯で1か月289円の値上げとなります。多く排出(排除)する使用者(病院や特養老人ホームなど)も大きな負担となります。物価高騰で大変な中で、さらに追い打ちをかけるものであり、6月議会に提出された使用料の値上げ中止を求める請願に続き、値上げ中止を求めていきたいと思います。
何度かブログ等でも触れていますが、下水道についても市民生活にとって重要な役割があります。重要な下水道幹線については耐震化が実施されていたり、先ほどのような大雨の時に、雨水を排除するための役割があります。
私たちは排水溝やマンホールの蓋くらいでしか見れませんが、地下では大雨による災害を防ぐための下水道管がしっかりと仕事をしてくれていることを日々の生活の中で感じてほしいと思っています。