
今日、かばさわ洋平市議が一般質問を行いました。本人から詳しい報告があるかと思いますので、かばさわ洋平市議のブログを参照して下さい。
発達障がい支援について、心身の発達に心配、不安のあるお子さんやその家族から相談に応じて、お子さんの診断・評価・検査を行い、早期発見と支援を行う医療機関である療育センター(美浜区)があります。医師などによる障がいについての診断は、申し込みから診断まで3カ月待ちという状況があり、親御さんから「診断が3か月待ちだから相談を諦めた」という相談が寄せられる中で、千葉市では診断施設が療育センター1箇所で、首都圏の政令市の中で一番少ないのが現状です。相模原市では人口72万人で4箇所整備されています。
かばさわ市議は、「相談から診断まで3か月というタイムラグを改善するため、若年層世帯が増加している緑区などに増設すべき」と求めました。
市は、「4月から相談員1名を増員したが、現状では紹介できる医療機関が療育センターのみであることは課題」ということを示しました。また、「療育センターだけでない、かかりつけ医などの地域の身近な医療機関においても相談ができ、早期発見・早期支援につなげられる仕組みを目指していく」と答えました。
発達障がいに関する相談が増加しているなかで、もちろん身近な医療機関で相談できるようになることは必要ですが、逆にそれが相談を受け入れることができないことにもつながってしまうことも考えられます。
やはり行政として、相談から診断までを実施できる公的な相談支援機関の整備が求められます。
この他、明治大学誉田農場跡地の産業用地整備、学校いじめ対策と教職員の負担軽減について取り上げています。