ハングオンレーサーのタイヤについて | ラジコンバイクを国内に広めよう!

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1/5.1/8スケールRCバイクのブログ始めました(^^)v
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ハングオンレーサーのハンドリングはタイヤで決まってしまうと言っても過言ではないでしょう。

 

 

スクラッチバーの位置も関係ありますが、バーを擦るまではタイヤのお仕事です。

 

ネットの記事を検索すると、先輩達がノーマルのタイヤに失望しオプションのハイグリップタイヤにインナーを自作(主にリヤ)して走らせている様子が散見されました。

ホントに創意工夫、職人技でやられてましたね~

みなさん、硬めに仕上げるのが良いようです。

 

しかし、いつでも・誰でも再現できる!

をモットーとする私にはとてもマネが出来ませんので、市販のインナーを探しました。

 

日本国内にはハングオンレーサーのサードパーティーなど存在しませんので世界を見渡すと、台湾のZH Racing というメーカーに辿り着きました。

 

 

数々のHORのパーツをリリースしていて、実績は申し分ありません。

初の海外パーツ・・・恐る恐る注文してみました。

そして、届いた物がこれ。

 

 

3Dプリンターで制作されたインナーです。

一見、頼りなさそうですが、精度はしっかりしていてブレはありませんでした。

 

こちらがフロント。

先端にOリングがはめ込まれていて、タイヤをVシェイプ(V字型)にしてくれるそうです。

速いコーナリングをするには最適な形状だそうです。

 

 

パチンとはめ込むだけで装着出来ます。

 

 

 

 

リヤも3ピース構造。

 

 

パチンとはめて出来上がり♪

 

 

これを京商オプションのハイグリップタイヤと組み合わせてしばらく使っていました。

 

 

 

しかし、タイヤの形状が理想ではなかったので、改めてZH Racingのタイヤを購入することにしました。

硬度は最もソフトな30番です。

 

 

これがフロントのVシェイプ形状です。

バンクさせた時に接地面積が増えそうですね!

ハンドリングもクイックになります!

 

 

リヤは理想的なラウンド形状となりました。

 

 

太いし迫力が出ますね(^^)

 

しかしながら、このセットはタイヤ外径が大きくなるので加工が必要となります。

リューターがあると良いですね。

最近は100均でも売ってますし。

 

まず、バッテリーホルダーを削り、タイヤの逃げを確保します。

 

 

リヤフェンダー短くカットして、内側を削ります。

 

 

フロントフェンダーの裏も削りみます。

更に取り付け穴を長穴にして、上方で固定できる様にします。

 

ステアリングブロックの軸にタイラップを巻いて、少し前に出しておきます。

 

 

アンダーカウルの開口部も削っておいた方が良いですね。

 

 

車体の干渉箇所を確認しながら進めてみてください。

 

 

タイヤ重量の比較です。

OPハイグリップタイヤ+純正フライホイール

 

 

OPハイグリップタイヤ+ライトウエイトフライホイール

 

 

最後に、ZHインナー+ZHタイヤは53gでした。

 

これでは軽すぎるので、スポークに鉛シートを巻いて重くしました。

 

 

良い感じになりましたね♪

 

ちなみにリヤは

 

 

申し分ない重量に仕上がってました♪

 

 

お待ちかね、サ-キットで効果を試して来ました!

 

 

長いストレートは吹けきってますが、コーナーは速いですね~

タイヤはスポンジ系のタイヤなので、冬でも暖める必要がなく即全開OKです。

30番とソフトながら、減りも少なく1年を通して使えるタイヤです。

 

 

ZHのタイヤとソリッドインナーは、誰でも同じ性能が引き出せますので本当にオススメです(^^)v

 

販売場所はBeat1Raching cart

ZH RACING - beat1racingcart (shop-pro.jp)

 

 

ちなみに、最近通っているドクターサーキットはカーペット路面なので、リヤはZHセットで、フロントタイヤだけ京商ハイグリップ+ライトウエイトフライホイールの組み合わせを使っています。

 

組む際に、ゴムスポを10ミリの幅に切り、フライホイールの上に貼るだけ。

 

 

これでフロントタイヤもラウンド形状になり、倒れ込みが穏やかになります。

 

 

走りの方は動画をご覧ください。

最近はバー無しに挑戦しています(^^;

 

 

 

ケイチューンサーキットでも走らせてみました(^^)

雨で路面が濡れていますが、ZHタイヤはお構いなしで走れています(^^)v

 

 

次回はナイロンクラッシュバーについて書いていきたいと思います。

 

 

つづく