8月夏休み、9日(金)から17日(土)まで8泊9日の予定で山旅に行ってました。
山旅3日目の12日(月)、前日に槍ヶ岳3180mに無事登頂し、この日は山の日で1年で1番登山客が多いだろう日なのですが、モルゲンロートを見た後、殺生ヒュッテから下山する日です。
燃えるような槍の穂先よ
もう、この時が止まった感じよ![]()
そして、
彼方には富士山もはっきりと見えますよ![]()
もともと今回の壮大な山行計画では、
①有名で難しそうなあの槍ヶ岳に登りたい
②2年前には挑戦すらしなかった涸沢ヒュッテの上にある穂高岳に登りたい
というところからスタートしており、
一番直線的なルートでは槍ヶ岳から穂高岳に縦走するなんとも素敵で魅力的なオレンジ色のルートがあり、このルートに挑戦することを考えなかったわけではないのですが、
やっぱり当たり前というか、
普通に死ぬ危険がキリマンジャロなんかよりはるかに高いので![]()
おとなしく下山することにしました。
絶景の日の出と槍ヶ岳のモルゲンロートも見れたので、もう思い残すことはありません。
朝食を弁当にしてたので、
朝日を見た後、殺生ヒュッテに戻り、
8月というのにご覧の通り、
朝は冷え込むのでストーブを焚いているのですが![]()
食堂で弁当を食べて6時頃ゆっくり出発しました![]()
ちなみに山小屋の料金は14000円で、
素泊まり10000円、夕食2500円、朝食or弁当1500円というそんな感じです。
この日は6時10分に出発しましたが、私が最後の出発者になるくらい、山の世界では遅い出発です![]()
さようなら槍さん![]()
たぶん、またいつか来るね![]()
出発するときに山小屋の方が、TJARの選手が槍ヶ岳山荘にいるみたいね。
みたいな話をしてくれたので、後ろを振り向きながら歩いていると、
出発して10分くらいで、
ゼッケン11番の方が降りてこられました。
私は2年前からTJARの超大ファンで、特に2022年の回は何十回も録画を見直しており、出場した選手やそれ以前に出場した選手も顔を見れば結構分かるのですが、この方は分かりませんでした。
拍手して、がんばってくださーい![]()
と声を掛けます。
で、少し並走して、
お名前教えてください
→塚田です
何位ですか?
→いま3位(最終4位)です
がんばってくださーい
→超絶眠いっす
皆さんの頑張りをテレビで見て、それに感動して今回槍ヶ岳に挑戦しました![]()
選手の方に会えてちょーうれしいです。
テレビ放送ちょーちょー楽しみにしてますね(^^♪
→今年テレビ放送ないんですよー![]()
えー
まじっすかー![]()
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→オリンピックと重なったみたいで、人手が足りないみたいです![]()
NHKさん
オリンピックより大事なものがあるだろう
何のためにあんさん存在してんねん![]()
本当に応援しているので、頑張ってくださいねー
→(手を振りながら)行ってきまーす
今、これ書いてても、思いだして![]()
涙出てくるよ
がんばれー
これから北アルプスを下って
次は向こうに見える中央アルプスに登って
そして下って、
そして南アルプスに登って、
そして太平洋まで![]()
TJAR(トランスジャパンアルプスレース)
日本海、富山県の海岸線をスタート。北・中央・南の3つの日本アルプスを越え、静岡の海岸・太平洋に至る全長415km、累積標高差 約27,000m、制限時間は8日間のレースです。
※このレースは死の危険と隣り合わせなので、厳しい選考会で選ばれた30名しか参加できませんし、普通にリタイア続出です。
たまたま2年前にこのレースをNHKで見なければ、私が山に登ることはなかっただろうし、ましてやキリマンジャロに登ることもなく、今回槍ヶ岳に来ることもなかっただろう。
それほど衝撃を受けたテレビ番組でした。
たぶん再放送をたまにBSでやると思いますので、興味がある方はどうぞ![]()
なぜ私がキリマンジャロに登ったのかについて書いた記事はこちらです。
いかんいかん、
熱くなりすぎた![]()
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そうこうするうちに、2時間半かけて槍沢ロッヂに到着。
槍が見えるよの望遠鏡からはこんな槍の穂先が見えますよ![]()
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それにしても暑いよ。
汗だくだくです。
今回は荷物の軽量化に可能な限り努めましたので、
エナジージェルは持たない、
水は1Lとしました。
槍ヶ岳は途中水場で水を飲んで補充もしたので、この暑さでも足りました(私の場合)。
風景は超涼しげですけどね![]()
実は超暑かったっす💦
ここであまりの疲労と、槍ヶ岳登頂のご褒美に虎屋の羊羹の2つのうちの1つを開封![]()
復活しました![]()
そして歩いていると応援の声が聞こえたので振り返るとこの時点で4位(最終3位、前回13位)の保田選手![]()
ごめんなさい。
名前覚えてなくて聞いて失礼しました![]()
そうこうするうちに槍沢ロッヂから1時間半で横尾(山荘)に到着しました。
救急車が来てました(誰か乗り込んでたけど熱中症??)。
ここまで来たら下山したも同然なので、ビールで槍ヶ岳登頂の祝杯をあげます![]()
かんぱーい![]()
ネットが使えると、TJARの選手の現在位置が分かります。
日本海を前日の深夜0時に出発しているので、ほぼ36時間寝ずに走り続けて、トップの土井選手13番は中央アルプスに突入してます(たぶん)。
私が応援しているのは2番手集団です。
私が横尾に降りてきた時点で、槍の下でお会いした11番の塚田選手は河童橋を通り過ぎており、その後にお会いした保田選手は4キロ先の徳澤園を通過してました。
そして5位(最終2位、前回8位)の牧野選手(一級建築士)。
(拍手しながら)がんばってくださーい
→(聞いてもないのに、)今年テレビ放映がないんですよー![]()
そうみたいですよね。
でも応援してます、がんばってくださいね。
→インスタライブとかやってるんで、見てくださいね。
→もちろんですー![]()
NHKさん、
オリンピックは視聴者多いし、国民に感動を与えると思うけど、
それは民放に一部任せて、
こんな市井の人が、一見なんのためにやってるのか分からないようなことを、人生をかけてやってるんだから、なんとかテレビ放送してくれよ
こういう頑張ってる人を見て、
やっぱり自分も前を向いて頑張ろう、
挑戦しよう
そう思う私みたいな人がきっと大勢いるから、
ちょっと考えてほしいなぁーと
NHKって意味がないように見えて、時々実は素晴らしい番組を作ったりしてるんですよね![]()
閑話休題
直接応援したかった選手の一人の駿谷選手(最終7位、前回12位)。
通称するさん。
するさん頑張ってくださーい。
テレビ見てましたー。
って私が話しかけてんのに、
他のおじさんが熱心に話しかけたので、それ以上会話できませんでした![]()
出場選手の中で最年長の56歳。
今も独身かな?(2年前は独身でした)
そして2年前、
ゴールがもう間近になった駿谷選手がレースを通してずーっと自問自答してたことを語り始めました。
果たして自分はこの世に何を残したのだろうと思うのですよね。
自分が頑張っている姿を見た人が、何かを感じてくれたら、
自分は何かを残したことになるのではないかと思う。
”挑戦は連鎖する”
この言葉を残してくれたのが駿谷選手でした。
そしてその言葉に感動していろいろと挑戦した私。
そして駿谷さんはこんなことも言ってました。
”信じられない、自分がこんなことを出来るなんて”
あれから私も何回も
そう思いました。
”信じられない、自分がこんなことを出来るなんて”
そんなTJARと私。
TJARの再放送があったら、興味がある方はぜひ見てくださいね(^^♪
槍ヶ岳に登った翌日、リアルタイムで書いた記事はこちらです。
前回完走者の中で一番最後の選手だった吉川選手(今大会は最終9位、前回20位)。
出場するにあたっての抱負でこう書かれてました。
”目標は、2022年の自分を超えることです"
もう十分超えられてますよ。
人間って、昨日の自分を超える。
そうやって前にすすむんですよね。
たまには後ろに進むこともあるし、
回り道をすることもあるし、
どうしても前にすすめないときだってあるさ。
挑戦したって失敗することだってあるさ。
それも人生。
TJARは選手が人生を賭けて挑戦しているから、全力で応援したくなるし、自分も前を向いて歩いていかないといけないなぁと思わせてくれるレース。
そんな自分の人生に大きな影響を与えたレースをゆっくり1日かけて見ることが出来て、とっても幸せな山行でした。
あれ?
3日目は1話完結か??
もちろん続きますよ![]()
































