8月夏休み、9日(金)から17日(土)まで8泊9日の予定で山旅に行ってました。
山旅2日目の11日(日)、槍沢ロッヂから槍ヶ岳3180mに無事登頂しました
この日の宿は、もともと槍ヶ岳山荘を予約開始日の1か月前の朝8時に予約しようとしたのですが、ネットから私の個人情報を入力して1分後に送信したのですが、
あえなくその時点で満室になってしまっており、予約できませんでした
で、代替の候補は槍ヶ岳山荘からは少し離れて不便にはなるものの、
ヒュッテ大槍と殺生ヒュッテの2つがあり、
ネットで見ると、殺生ヒュッテが穴場みたいなコメントがあったので、
予約開始となる1か月前の10時に電話しました。
他の山小屋と違い、
やっぱり穴場らしく、
あっけなく電話はつながりました
槍ヶ岳山荘まで40分くらいのところに位置してます。
ヒュッテ大槍を含めた位置関係はこんな感じ
10時頃到着したので、実質1番乗りでした。
この日は山の日の1日前の3連休の中日で、1年間で一番混んでいる日だと思うのですが、槍沢ロッヂもそうですが、たぶん当日でも空きはあったと思われます。
下山して、1200円もするクラフトビールのYARIHO(日本語にすると槍穂)を頂きました。
17時から食事だったのですが、16時ころ携帯も繋がらないし
暇だったのでビールを頂いてたら
髭もじゃの外国人が同じテーブルに座ってきたのでおしゃべりしました。
イスラエル出身、現在フランス在住、ヨーロッパ各地で山岳ガイドをやってる方で、今度お客さんを日本に案内するのもあり、北アルプスを縦走しているようで、私よりよっぽどこのあたりの事情に詳しかったです。
で山小屋談議になったのですが、
ヨーロッパはそもそも水が豊富にあるところにしか山小屋を作らないので、
お風呂がない日本の山小屋は信じられない
そしてあのトイレをなんとかしてくれ
と、嫌味が全くない感じで意見されてました💦
そもそもヨーロッパの山はセレブ相手?(個人的イメージです)ですからね。
ちょっと趣向が日本とは違うところもあると思いますが、
そういう意味では風呂とトイレを除き、
コロナ明けで予約が必要になり、ひとつの布団を自分だけで利用できる今の時代の山小屋は、比較的万人に受け入れやすいのかなと思います。
ってことで?
はじめてヘブライ語を見せてもらい、
ちょっとだけヘブライ語講座をしてもらいました。
お返しに日本語講座もしましたよ。
彼とは、翌日この山小屋を出発すると別の方向に進みますが、翌々日にもしかしたら出会う可能性があるので、再会を祈念してお別れしました。
17時になったので夕食です
質素にして十分です
もちろんご飯3杯行きますよ
この日の日没は18時40分くらいだったので、当たり前に外に出て夕陽をみればよかったのですが、たぶん18時頃には既に寝てしまってて、夕日(がきれいだったかどうかは分かりませんが)を見れば良かったと、この山行の唯一の後悔ポイントでした。

この日は8月11日だったので、その時は知らなかったですが、やけに流れ星が多いなぁと夜空を見上げていたのですが、実は三大流星群の一つであるペルセウス座流星群が見れる日だったのですね
下の二つの明るい光は左側が槍ヶ岳山荘のキャンプ地あたりで、右側の光はずっと移動してたのですでに東鎌尾根を通って表銀座を槍に向かってきた人のヘッドランプです。
この時はTJARの選手かなぁと思ったのですが、東鎌尾根なので違いますね。
満天の星空、凄い⭐️
日の出は5時10分くらいだったかな。
朝食の時間が5時からだったので、朝食は弁当に変えて、
4時半くらいに殺生ヒュッテを出て、東鎌尾根の絶景ポイントに日の出を見にやってきました。
中央右は常念岳?かな
明るくなってきました
はぁ
たぶん燕岳、大天井岳方向
ご来光
そしてモルゲンロート
焼けるような槍の穂先よ
どれだけ見ててもずーっと見ていられる
はじめてモルゲンロートを見たのは、
はじめて本格的に山登りを始めた2年前の涸沢ヒュッテ。
そこで山に恋に落ちて、
1年前、徳澤園に泊まるためだけに上高地にやってきました。
最後にこんなことを書くのはなんなんですが
殺生ヒュッテは「ぽっとん便所」です