2023年夏休み、ヨハネスブルグのホップオン・ホップオフバスツアーの続きです。

ここまではこんな旅程でこちらまで来ております。

 

 

この日は2023年8月22日の火曜日。

南アフリカで一番観光したかった「アパルトヘイトミュージアム(Apartheid Museum)」の休館日でしたが、

 

 

それは仕方ないので、オプションだったSOWETO(ソウェト:南アフリカ最大の黒人専用居住区)に途中で変更して行けることになりました。

地名の由来は、"South Western Townships"(南西居住地区)の短縮形。

アパルトヘイト政策によって迫害されたアフリカ系住民の象徴の地。

ソウェト蜂起が起こったことで有名。

 

 

道中には、ラグビーのワールドカップのスタジアムとか、有名な建物の紹介もありました。

こちらの塔みたいなのは、使われなくなった旧オーランド発電所とのことでした。

今はアウトドア・アドベンチャーができる施設になってて、バンジージャンプで33階分落下したり、タワーの間を渡ったりのアクティビティがあるようです。

 

素通りしますダッシュ

 

 

Soweto(ソウェト)に到着しました。

 

 

 

アパルトヘイト体制下で発生したソウェト蜂起(1976年)で警官によって13歳の若さで射殺された、ヘクター・ピーターソンを称えるために建設されたヘクター・ピーターソン博物館に到着しました。

おそらく写真の方が、ヘクター・ピーターソンさんだと思います。

 

 

そこから歩いてすぐのところにあるネルソン・マンデラ国立博物館 (Nelson Mandela National Museum) 、通称マンデラハウス (Mandela House) にやってきました。

1945年に建設され、赤い煉瓦づくりの小さな1階建ての建物です。

壁には弾丸による穴が空いており、玄関には火焔瓶による襲撃で出来た跡が残っている。内部には、家具のほか、写真などの記念品、ネルソン・マンデラへの出廷命令、シュガー・レイ・レナードからマンデラに贈られた世界選手権のベルトがある展示されてますが、マンデラは1990年に刑務所から釈放された後、もっと安全な家に住むべきだという政府の提案があったにもかかわらず、この家に戻りました。

 

 

多くの観光客が来ておりました。

 

 

中に入りましょう。

 

 

入場料はツアー料金に含まれてたと思います。

 

 

 

マンデラさんの家は、とても小さかったです。

50m2くらい?

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらの確か大学生だったと思いますが、女性の方が案内してくれました。

 

 

 

記念品などが展示されてます。

 

 

部屋は2つくらいしかないとても小さな建物でした。

 

 

 

 

お土産は買いませんでしたが、

 

 

バスに乗って出発しようとしたところ、窓の外からアイスを売っている人たちがいたのですが、バスに同乗していたガイドさんから買ってあげて欲しいという話があったので購入しました。

 

現在アパルトヘイト(人種隔離政策)は廃止されていますが、

驚くべきことにこのような制度が1991年まで存在していたのですよね。

廃止されたのは私が16歳の時、つい33年前の出来事なのですよね。

 

ちなみに第二次世界大戦が終わったのも、1945年私の父親が生まれた年だから、つい79年前の出来事です。

 

 

差別って、表向きは世界でもなくなった風になってるけど、

現実社会ははそんなことはなく、

身近なところで言えば男女平等についても、

女性の社会進出とか日本は遅れてますよね。

外国人移民についても、日本は寛容ではないと思います。

個人的意見です。

 

みんなが自分が行きたい人生を自由に生きていける社会になるといいなと思ってます。