キリマンジャロ登山は、マチャメルート5泊6日の行程です。
アタック日、
ついに恐れていた高山病をに発症してしまいました。
その時その場では、そんな高山病になったなんて自分では気付いてませんでしたけどね。
私の高山病の症状は意識が朦朧とし、正常な意識を保てないこと。
そりゃ、血中酸素濃度が60とかで、死んでもおかしくない状況だったのだから、意識が朦朧とするのもソリャ当然といった感じかと思います
そんなこんなで、気合であと山頂(ステラポイント)まで20mのところまで来たのですが、、、
もう本当に足が動きません状態になりました
まぁこれまでも何百回も足は動いてませんでしたけど、、、
そこでようやく救世主が
ガイドさんが、
ここに来て緊急用の小型酸素ボンベをようやく出してくれました
あんさん、そんなん持ってんなら、ハヨ、ソレ出さんかーい
ってもちろん思いましたよ
ダイビングの酸素タンクを超小型にした感じのものでした。
食べる酸素なんてものもあるのですね。
知らんかったけど、キリマンジャロに持って行ってもいいかも。
もう登らないけど
って思ったけど、
そんなんガイドが酸素ボンベ持ってきてるなんて知らんし、
小型だからどれくらい時間が持つのかも分かんないけど、
この酸素ボンベを吸ったら、
生き返りました(^^♪
ここにきて、
復活
です
そんなこんなの困難がいっぱいあって、
ようやく、
ようやく、
最後の20mを登りきって撮った写真がこちら
下山して皆さんに登頂を報告した時に載せた写真ですね。
なんか、
登頂翌日にブログにアップして皆さんに報告しただけでは、
簡単にキリマンジャロに登ったみたいに思われた方もいらっしゃったかと思いますが
実は死ぬほど頑張ってキリマンジャロに登ったんです(^^♪
ってことを長々と渾身の力で書いてみました(←ココ超重要)
ちなみに私がたどり着いたのは、ステラポイント(5756m、富士山で言うとそれぞれのルートの山頂)で、
一番高い頂上であるウフルピーク(5895m、富士山でいう剣ヶ峰みたいな本当の山頂)ではありません。
ステラポイントまでは登れましたが、ガイドからはそこから先のウフルピークへは行ける状態ではないと言われました。
ウフルピークまでは標高差が140m超だけとは言え、そんな体力はもうなかったので、ここで写真を撮って下山することにもちろん私は賛成しました。
ステラポイントも山頂と認定されているので、公式の登頂証明書はもらうことが出来ますよ♪
※これが登頂証明書です。ちゃんとステラポイント(5756m)と書かれてますね(^^♪
いずれにしても、
アフリカ大陸最高峰
キリマンジャロ
登頂
よくやったよ、自分
自分で自分を褒めてあげよう
こんなに頑張ったことはこれまでの人生でなかったし、
これからもないと思う。
それくらい頑張ったので、これくらいしつこく、長々とブログでは書かせてくださいな
はて、
登りで100%というか500%の体力使って、
「あんさん、自力で下りれまっか?」
なーんて、
意識が本当に朦朧としていたので、そんなことこの時は考えもしてませんでしたけどね
この日は意識が半ばない状態だったアタック日だったので、写真はご来光の写真以外には何枚かしかありません。
全部ステラポイントからの風景です
一気に下山編に突入します。
期待を裏切らないほどおもしろいので、(←コレ重要)
ゼヒゼヒ読んでくださいね
私をキリマンジャロに奮い立たせた男たちのお話はこちらから。
キリマンジャロ登山の記事はこちらにまとめております。
実はビジネスクラス世界一周の旅の途中で、キリマンジャロに登ってます。