不登校と韓国語 | 小さな町から韓国語

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田舎暮らしをしながら、韓国語教室を運営しているおばさん先生のブログ

韓国語教室をしていて、驚いたのが、不登校のお子さんの保護者から問い合わせが多いことです。

 

学校には行けないのですが、韓国の歌、アイドルが好きで、韓国語を勉強したいって言ってるんですけど・・・教えてもらえませんか。

 

という問い合わせを、ちょこちょこ受けます。

 

中には、韓国語をきっかけに自信をつけて、新しい世界にとびだった生徒さんもいますが、スケジュールが合わず、やむを得ずお断りするケースもありました。

 

うちの子は、まだ小2でして、学校は嫌いではないですが、

 

先生がこわい。

先生がどなってばかりいる。

先生がちょっとしたことで注意する。

先生がなんでも「〇〇分で終わらせて!」ってあせらす。

 

などボヤいてます。

 

実際、私も学校行事に参加したり、送迎で学校を訪れたりしてみて、

 

先生、こわっ。

先生、こまかっ。

先生、口うるさっ。

 

って感じてしまうことがありました。

 

それで、個人面談のような機会に、それとなく、やんわりと、トゲのない感じで、

 

「学校は訓練所ではないし、どなったりとか、あれこれ細かく注意したりしすぎるのもどうなのかなと思ったりもするんですが・・・」

 

と言うようなことを伝えたら、先生は、明るい表情で、

 

「そうですね、でも、学校は団体生活の場所ですから。仕方ないですね」

 

とおっしゃって終わりました。

 

負けたな、という感じです。

 

きっと同じような考えをされている先生は多くいらっしゃって、だからこそ、感じやすい子たちは、学校を嫌がるようになるのかなあ・・・と思ったり。

 

そういう子たちが、もし韓国語に興味を持った時、何か手を差し伸べることが出来たらとは思うのですが・・・また時期が熟さず、大きなことは、何もできないままでいます。

 

今日も、不登校のお母様からの「韓国語教えてください」の問い合わせを受け、いろいろ思ってしまいました。