香港の方との日本語レッスンでのこと、
生徒さんはここ数日オンライン会議で、長時間、広東語を話し続けていたそうです。
「だから、口がすごく疲れていて」と嘆いていらっしゃいました。
詳しく聞いてみると、広東語を話す時と、日本語を話す時は、明らかに、日本語を話す時の方が口は楽なんだそうです。
広東語を話す時は、口の周りのありとあらゆる筋肉を使う感じがする。
とにかく口を、前にも後ろにも、あちこちに動かしている感じがする。
だそうです。
一方、日本語は、あまり口を動かさない感じがするんだとか。
日本のテレビのニュースアナウンサーが話しているの見ても、
「ぜんぜん、口動いてないじゃん!」って思ってしまうんだとか。
絶対に、日本人も口を動かして話してるんですが・・・そう見えないぐらい、動きが小さいようで。
だから、広東語を話してると口が疲れるけど、日本語は、そんなことはない、という結論。
ちなみに、彼らは英語も話しますが、英語もやっぱり「口の筋肉を動かす」らしく、疲れるそうです。
なんとなく、うっすらと、日本語にはそんな特徴があるような気はしてましたが、彼らの意見を聞いて、「やっぱりねえ」と納得。
ということで、韓国語を話すにも、英語を話すにも、何語を話すにも、もっと私たち日本人は口を動かす意識がいるのかもしれません。