先日、アメリカの方との日本語レッスンでの話、
「デートする」「ショッピングする」「ドライブする」といった「外来語+する」の形がとても奇妙に、おもしろく思えるんだとか。
でも、分からない日本語があれば、とりあず英単語に「~する」をつけてみるのもアリかもしれない?という発想も持ったようで・・・それは大正解かもしれません。
例えば、「set the alarm」って何て言えばいいの?と言われ
「目覚まし時計を合わせる」とか「目覚まし時計を設定する」とかいろいろ言えるけれど、
英語をうまく活用して、
「アラームをセットする」でどう?
と言う話をしたら、大爆笑で、喜んでいました。
同じことは韓国語にも言えて、とりあえず簡単な英単語に〈-하다〉つければ、韓国語ではなんて言うのか分からない語彙も、なんとか表現できます。
例えば、cancel+하다=キャンセルする・・・のように。
韓国語の場合、〈-하다〉は、動詞だけではなく、形容詞を表す際にもよく使うので、いろんな形容詞を簡単な英単語で表現できてしまいます。
例えば、
simple++하다(심플하다)=シンプルだ
real+하다 (리얼하다)=リアルだ
のように。
もうお亡くなりになりましたが、韓国ファッション界でとても有名な、アンドレ・キムというデザイナーさんがいました。
この方は、著名なデザイナーなのですが、その見た目、容貌からも何かとインパクトがある方でした。
(私も初めて彼をテレビでみて、その強烈な個性にびっくりしましたが)
画像拝借、こちらがアンドレ・キムさんです。
さらに、このキムさん、話し方や語彙も独特だったので、物真似されたり、パロディされたりすることも多い、愛されキャラでした。
で、そんな彼が、デザインの美しさを表現する際、よく英単語を使ってたのですが、代表的なのがこちらの2つ。
〈엘레강스하다〉(elegance+하다;エレガンスだ)
〈판타스틱하다〉(fantastic+하다;ファンタスティックだ、素敵だ)
どちらも、アンドレ・キムと言えば思い出す語彙です。
韓国語を話す際、このように英単語を大胆に活用すれば、語彙は、いとも簡単に広がりを見せそうです。
ぜひ、アンドレ・キムを見習っていきましょう!