韓国語学習者がめざす試験といえば、韓国語能力試験 TOPIK。2024年1回目の試験の締め切りがそろそろ迫って来ました。
この時期になると、すでにTOPIKの2級の資格はお持ちの生徒さんからこんな悩み、質問を受けます。
「TOPIK Ⅱ(中・上級)の試験を受けようと、過去問を見たけれど、あまりに難しすぎて、無理そう・・・今回は受けるのやめといたほうがいいですかね。それとも、慣れるためにも思い切って受けてみた方がいいですか」
韓国語能力試験 TOPIKの問題は、中級から上級の試験が1つだけということです。1つの試験で、3級から6級が判定されるという点です。
試験機関側としては、1つの試験で級判定という仕組みがメリットあるのかもしれません。でも、受ける側としては、1級から6級まで各級別に行っていた試験の方が分かりやすいし、目標設定しやすいし、といろいろな面で良かったです。
でも、先ほどの、生徒さんの悩み、質問に対しての答えは、基本的には「受けましょう」です。
試験を受けるには、お金も時間もかかるので、やみくもに受けることはできないのですが、「試験」という目標があると、人間はすごく頑張る傾向があります。
これまでも、試験に向けて勉強をして、ぐぐっと実力が向上した生徒さんをたくさんン見てきました。
たしかに、TOPIK Ⅱ(中・上級)は、3級から6級を判定するということで、簡単な問題から、むずかしい問題まで出てきます。
でも、中級レベルのテキストをいったん終えている状態であれば、もしくは、中級半ばまで終わっている状態であれば、私は「TOPIK Ⅱ(中・上級)を意識して頑張ってみましょう!」と言っています。
「試験に合格した=韓国語がぺらぺら」ではないかもしれません。
でも、「試験=目標=モチベーションUP」という式は成り立ちます。試験に向けた勉強は本当にすごい力を発揮します!