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yukita(ユキータ) フルート/ピッコロ教室の岩﨑由佳です
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今日もとても暑いですね
休みの日や急ぎの予定・時間が決まった予定がないときは紫外線がない時間を狙って外出する日ばかりになりました
さて、今日のブログに登場してくださる生徒さんは
めきめき上達してくださっている生徒さん。
勿論生徒さんのモチベーションや練習量・レッスン回数にもよりますが、この生徒さんのモチベーションや練習の仕方等には本当に頭が下がります。
当教室では、次はこの部分を掘り下げるためにこの教本を使いましょう・このエクササイズをやってください等お伝えすることはとても少ないですが、この方にはがんがん伝えていかないといけない、と思うくらいには、どんどん吸収されています
講師としても、”もうここまできたか” ”もうこの教本に進むのか” ととても嬉しく、感銘深く思います。
さて、そんな生徒さん、今日のレッスンはどうなるでしょうか。
内心どきどきしながら教本を進め、ようとしたのですが。
『先生、今日はやりたいことがあります。』
おっおおう、、、何でしょうか、、、
この生徒さんがこんなことを仰るのは初めてではないのですが、少しびっくりしながらお聞きすると、『練習に入るまでの練習の仕方を教えて下さい』とのこと。
つまり、Daily。日々の基礎練のことですね
基礎練に使えるものはありますか?と尋ねてくださる生徒さんは、当教室ではよくいらっしゃいますが、基礎練の仕方を教えてください、と言ってくださる方は滅多にいないのです。
地獄の蟻地獄へようこそ。
冗談はさておき、楽器演奏を続けるにおいて、楽器演奏を辞めるまで永遠にやっていくのがDaily practice、基礎練です。
これをどこまで濃密に、集中して、何を行うかで全ての基礎力が決まっていく大事なものです。
とうとうこれに行き着いたか、と思いつつ、いざ始めようとすると生徒さんが一言。
『自宅にあった使えそうな教本、全部持ってきました。』
この猛暑のなか、、、本当に頭が下がります、ありがとうございます
そして、この生徒さんのすごいところは、今彼女に必要な教本がそのなかに入っていたこと。
その教本を使って早速レッスンを始めていきます。
『これ、難しいですね、、、』
その生徒さんがぽつりと仰ったのはレッスン終了間近、アーティキュレーションを入れて吹くところでした。
そう、この生徒さんには、このレッスン中ずっとアーティキュレーションを入れずに(舌を使わずに)教本を進めてもらっていました。
なぜなら、ユキータには、今の状態ではそれが難しいこと、アーティキュレーションを入れないことがアーティキュレーションの基本を作ることがわかっていたからです。
決定的な弱点、つまり彼女の希望を叶えるには避けて通れない、そしてみんなにとって難しいことも。
この生徒さんの、今の状態では難しい・毒になるとわかっていたから敢えてそこを突かずに、今までは、いずれ来る、これに着手することになった時のために最短の道で進めるよう根本的な部分から取り掛かっていたのです。
これをできるようになるために、全身から作り変えていたのですね
そして、これに着手しているのが今日です。
では、アーティキュレーションを入れることがなぜこんなに難しいのでしょうか?
そしてこれは、フルートだから起こり得るのでしょうか?
他の楽器ではこうはならないのでしょうか?
あなたはどう思いますか
結論から書きます。
アーティキュレーションを入れる(舌を使う)こと、つまりタンギングは、全ての吹奏楽器において難しい部分が存在し、そして奥が深いものです。
その理由は複数ありひとつひとつが奥深いのでここでは割愛しますが、難しいものです。
(またの機会に詳しく書きますね)
ではフルートのタンギングが難しい、ということは有り得るのか
他の楽器よりも精巧さを求められるので、その方法を知る・舌や顔周りの使い方を知る必要があります。
これを、皆さんが一言で 難しい と言っている部分です。
他の楽器になると、違うところが 難しい になります。
この生徒さんの場合もそうですが、殆どの方の場合、当教室ではタンギング、つまり舌や舌についてのことは最後に行います。
なぜなら、舌の動きを制限したり、楽に舌を動かせる状態になってないことが多いから。
まずは舌が楽に動ける状態を作ることが大事なのですが、残念ながらたくさんの生徒さんがこれをすっ飛ばして難しい教本で一生懸命吹いたりタンギングをしています。
舌はその全てが筋肉で、舌自体に骨等あるわけではないので、他の部位とは扱いが少し違います。
そしてもうひとつ。
この生徒さんに限らず、タンギングの仕方を教わったことがない方が圧倒的に多いように感じます。
事象やメカニズムだけみると簡単に見えるのですが、タンギングほど種類豊富で難しく、精巧なことが求められることってあるのか?と思うくらいタンギングとは難しいのです。
ただ、難しいポイントは楽器によって、そして人によって変わってきます。
なので、この生徒さんにとって難しいポイントや改善したほうがいいポイント、今までにやってきた根本的に改善してきた部分をもう一度思い出して、アーティキュレーションを入れながら続きを、最後まで吹いてもらいました。
『なるほど、、、今まで言われてきた、〇〇と〇〇がきちんとできるととてもタンギングしやすいです
タンギングにもやり方ってきちんと見たことなかったかも、、、』
そうそう、これまでのレッスンで舌が楽に動けるように根本的な部分を改善してきているので、まだ意識しないとこの状態にできないとしても、この生徒さんは自分である程度この状態を作れるようになっているので、あとはこれが定着すれば、、、
『ああ、、、これ結構きついですね。これを全部やるのは大変かも、、、』
これをやって”長い”ではなく”大変”と感じられるのは、正しくできるようになってきているからです。
今のこの生徒さんにとって”大変”なのは、以前の癖が出てきたときにこれを出ていない状態に戻すというひと手間があるから。
そして、その状態で吹き切ることにまだ慣れていないから。
正しく出来ている証拠です
さて、今日もだいぶ情報量が多いレッスンになりましたが、きっとこの生徒さんはこれをまた練習してくださるのでしょう。
頑張って練習するのは良いことでもありますが、休んだり、自己分析する時間も必要です。
最後に無理なく練習を進めてもらえるようお話しましたが、きっとこの生徒さんならこれもできるでしょう
あなたはどうでしょうか?
タンギング、難しいですか?
タンギング、大変ですか
どうしてタンギングするのですか
是非自己分析してみてくださいね
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