私が毎日ショパンエチュード(10-3と10-4)の練習ばかりしてる
この時期に。
ラジオで知ったポリーニ氏の訃報。
(数週間前の音楽番組)
私の時代は、
ショパンエチュードのお手本はポリーニ氏だったから。
かなりショックを受けました。
ちょっとガンコな雰囲気もあり、
知性派イメージで素敵だった。
(ピアニストに関しては、
フレンドリーなタイプより気難しいくらいに信念を持ったタイプが好み⇨
というかそれくらいの人じゃないと一流になれないのだろうなと思ってる)
同時代にライバル的に扱われてた、
アルゲリッチさんの奔放さとは対照的で。
私は俄然ポリーニ派でした。
(私の肌感覚では、
日本ではアルゲリッチの方が人気がある気がしてる)
大好きなピアニストだった。
キラキラと粒だったピアノの輝いた音色の魅力を、
一番初めに私に教えてくれた人だったのは間違いなく。
今でこそこういうタイプの奏者は珍しくありませんが、
やはり衝撃的なピアニズムでした。
ポリーニさんのことが出てくる過去記事まとめました
今現在でも、
シューマンのピアノ協奏曲だったら私のベストはポリーニです。
▪️第三楽章の高揚感は尋常じゃないレベルに
(上はカラヤン指揮で下はアバド指揮⇨
しいて言えばカラヤン版の方が音の状態もいいのでオススメ)
というかこの曲に関しては、
ポリーニ以外では全曲通して聴くことないかも。
生で見たことがあるわけではないけれど。
やはりなんとも寂しく、
悲しいです。