私は役員KBから毎月決算報告をするようにという指示を受けております。
予算との乖離についてどのようにしていくのか?であったりになるわけですが、以前のブログにも書いたように今期の予算は絵に描いた餅。決して届かない予算設定なわけです。9月の1ヵ月に10人生徒を入れろって事ですからね。
その上で、先のブログの通り冬期の休みを少し多めに取ろうとしたわけで、私的にはそもそも予算達成は無理なのでそもそもそこを見ていないというのはあるのですが、ただ売り上げを理由に有給を会社側から苦言を言われる謂れも無いわけです。
そういう鬱憤があったので、実は決算報告の際に役員Kにメールで
「有給の管理が杜撰なので」
と一言当てつけのように書きました。
これは
・年間90日の休日がある
・月毎にその休日数が割り振られている(例:11月は4日間)
・その休日4日取り切れなくても、年度末(2月終了段階)で90日取れていれば問題が無い
・仮に取り切れていない場合(例えば年80日しか休めていない)には、翌年の有給付与に+10日する
※ただし時効2年は守るので2年越えの分は消滅する
・なお取り切れていない休日分の手当支給は無し
という弊社の独自ルールに対する苦言です。
ですので正確には有給の管理が杜撰ではなく、「休日の管理が杜撰」「給与計算が杜撰」「有給の管理が杜撰」すべてに当てはまるわけです。もっと言えば「就業規則が杜撰」「会社経営が杜撰」というもっと大元に対しても言えるわけですが。
で、12/10(火)。
このメールに対して役員2名と社長1名の場に呼び出されました。
その際に給与・労務を管理している役員KSに怒鳴られました。
更に社長の口から「社労士のオッケー貰ってるから」という表題の一言。
で、これらに対して違法である事は既に労基署への確認で分かっていた事なわけですが、私には一抹の疑問が湧いたわけです。
(社労士がオッケーを出した?)
もしこれが事実であるならば由々しき事態です。
士業においてこういう違法行為を是とするような助言を会社にしたのであればおそらく懲戒にもなり得るのではないか。
で、本部が埼玉にあり、労務事務所も埼玉にあるので、埼玉の社労士会に電話。
「この会社(社長)の発言が実際の所どうなのかは分かりません。もしかしたら会社が勝手に労務士の名を騙っているという可能性もあるし、本当に社労士がオッケーを出している可能性もある。私からはそこの判断は出来ないし、直接社労士に確認をしても会社に筒抜けになるので私が動いたとバレてしまう。なので社労士会の方に確認をして貰いたい。もし事実であれば適切に処罰をして欲しいし、会社側の嘘なのであれば信用に関わる事だとも思うので遠慮なく訴えてほしい」という旨伝えました。
それが12/11(水)の話。
その後特に進捗の報告は無いのですが、そういった情報提供に対して社労士会の議題に上がる事は間違いない旨電話口の女性の方が仰っていたのでおそらく向こうさんでは色々話し合いがされている事でしょう。
会社の中から言っても聞く耳を持ってくれないなら外側から、ですね。