花嫁の皆様、花嫁のママさま、花嫁の猫ちゃんたち

 

お休みだったのだけど、法務局、税務署に行ったり・・・

それも、15時くらいになるとやる気満々になるので、遅すぎ。

役所って、17時には閉まっちゃうのですよね。

 

オイリー肌のガブちゃんをお風呂に入れていたので、出かけるのが遅くなったじゃない。

月一、ガブちゃんは丸洗いされているけど、文句は言わない猫。

猫にアロマはダメとか、お花を食べるから飾れないとか、香水、ルームスプレー、いなばのごはんはよくないとか、けっこ注意事項があるみたいだけど、基本はガブちゃんは野生児なので気にしないみたい。

男の子の猫なので、あんまり神経質に育ててないかもしれないです。

 

この間、中尾彬さんが亡くなって、思ったこと。

池波志乃さんが、中尾さんのお財布にいつもお金を補充、入れてあげてたそうなのです。

なので、中尾さんは、後輩に奢ったりしたりしなければいけないときも、お金がないとか、お金の心配はなかったそう。

ブラネおばさんは、ふと、ブラネのドレスを以前縫ってくださっていたサンプル屋さんのおばちゃまのことを思い出しました。

もうお亡くなりになって、20年近くなるのだけど・・・

いろんなハイブランドのファッションショー、パリコレの展示会サンプルを縫っていらして、3人くらいお針子さんも抱えていらしたアトリエ。

ブラネおばさんも、ご近所だったので、縫ってほしいドレスの材料とパターンをお持ちすると、1週間以内にドレスを完成してくださるというわけ。

 

縫製のおばちゃまは、ブラネおばさんにもやさしかったけど、イケメンの生産管理の同級生の男の子には、もっとやさしいの(笑)

サンプルを納期ギリギリで徹夜して縫ってくれるサンプル縫製のアトリエは、アパレルには必須。

 

おばちゃまは、車の運転ができないから、サラリーマンのご主人が、会社から帰宅すると、車で各々メーカーに出来がった商品を届けに来てくださるの。

ご自宅でお仕事をされているので、会社から戻っても、ミシンの音はするし、わちゃわちゃ忙しいのに・・・

ブラネおばさんも、パパさんって、呼んでお世話になっていました。

材料を入れ忘れたときに、夜中に取りに来てくれたり、明日会社なのに日付けが変わってもドレスを届けにくれてました。

 

おばちゃまは、池波志乃さんといっしょで、毎朝、財布の中身をチェックして10万円いれてあげるだそう。

盆暮れは、20万多めに新札をいれておいてあげるそうなのです。

年末は飲み会が増えるからからだと思います。

おこづかい+αのお金を持たせてあげるのが、当たり前なんだって・・・

ブラネおばさは、意味が分からなかったけど、今はよく分かる。

おばちゃまが、家計のお金を管理していたってこと。

 

財布の中に、赤坂のコーリアンパプの領収書をみつけても、怒らない。(笑)

韓国のりと、キムチが大量にアトリエにあったので、どうしてかと聞くと、パパさんのガールフレンドが送ってくれたらしい。(笑)

ブラネおばさんも、頂いちゃった!!!

次の年には送ってこなかったから、どうも別れたっぽいわね。って・・・

おしどり夫婦って、子供がいなかったけど、凄く仲良かった。

パパさんがお友達と赤坂に飲みにいこうが、バイク仲間とお泊りツーリングに行こうか、ガレージで新しいハーレが増えようが、あんまり動じない感じだったな~。

 

おばちゃまが、パパさんもそろそろ定年退職だし、アパレルのお仕事を辞めようかと思うと、おっしゃってたのです。

ワンちゃんを飼いたかったけど飼えなかった(商品に毛がついちゃうので)、旅行に行けなかった(納期が優先なので自分の時間がなし)ので、パパさんとワンちゃんとキャンピングカーで、旅行に行きたいと言ってた矢先、病気で亡くなっちゃったのです。

 

ご近所なので、パパさんにばったり会うと、すごく元気がなかったです。

お茶に行こうね。って、お誘いしたけど、時間が合わなくて・・・

しばらく、年賀状のやりとりをしていたけど、お家を売却して実家のある田舎に戻られてそれっきり。

 

初盆のときに、大好きだった百合の花を代官山ガーデンさんに頼んだら、パパさんがとても気に入ってくれて、同じものを代官山ガーデンさんにもう一つ頼んでくださったみたい。

 

おしどり夫婦って、二人でいつも行動しているけど、あんまりベタベタもせず、

お互いを助け合い、でも距離感があり、小さなことにはこだわらない感じなのかもしれないと思いました。

あと、お料理上手な奥様であることは、必須条件。

おばちゃまは、お針子さんたちにもまかないを作ってあげたり、お夜食を用意してくれたり、お料理上手。

パパさんもツーリングに行ったときのお土産を買ってきてくださったり、いつも

気使いを私にまでしてくれてたし・・・

 

今になって思えば、何気ないご夫婦の会話とか、思い出して、懐かしく思っちゃいました。

おばちゃまは、若い頃はナースをしていて、お仕事の事故で入院したパパさんと

仲良くなって、結婚したとおっしゃってたな~。

結婚して、子供ができたら洋服を作ってあげたいと思って、習いに行ったのが

はじまりみたい。

子供はできなかったけど、縫製の技術がついちゃって・・・

お針子さんを使って、パリコレの衣裳をつくるまで腕をあげちゃったので、主婦のアルバイトの域を超えて、実業になっちゃったというわけなのです。

それには、パパさんの応援もあってからこそだし、お家兼アトリエだったから、

遅い時間にブラネおばさん出入りしても、嫌な顔をせず対応してくれたし・・・

 

ブラネおばさんも、重い荷物を運んだりしたり、苦手な経理のお仕事をしてたりすると、フォローしてほしいな~。って、思いますもん。

あ・うんの呼吸で、仲良く暮らしたいたお家は、すでに売却されて別の方住んでいるけど、ガレージにバイクがあるんじゃないかしら?とか、表札の跡をみると、懐かしく思っちゃいします。

ご近所だから、前を通るだびに、おしどり夫婦だったな!って、思い出します。

お財布の件もそうだけど、パパさんの悪口とか言わないし、忙しくてもごはんを必ず作ってたな~。お料理が好きだし、得意だって、おっしゃってたし・・・

とにかく、よそ様に旦那の悪口をいうのは絶対ダメ。奥さん失格らしい。

旦那の評判を落とすようなことを言っちゃダメよね~。

 

ブラネおばさん、レンチンのお弁当がお皿洗いもないし、時短たし、便利だと思っていたけど・・・・

ちゃんと、コンビニで買ってきたものでも、お皿に移し替えて食べようと思いました。

ジュースもペットボトルのまま飲まず、氷をいれて、喫茶店ででてくるように

コースターを使おうと・・・

ひとりだと、だらしがなくなるから、誰かの目があると思って暮らそう。

 

それにしても、おしどりって、オスのほうがめちゃめちゃ華やか。

メスのほうが、地味な鳥。

 

着物作家で有名な羽田登喜男氏のおしどりの作品は有名。

 

 

羽田工房の黒留、お安くレンタルできます。

 

ガブちゃんとは、ツーカーの仲だとブラネおばさんは思っているが・・・

そういえば、猫柄の友禅の訪問着とか見たことないかも。

猫モチーフの名古屋帯はみたいことがありけど・・・

 

昔は、このおもちゃがお気に入りだったけど、ガブちゃんはすでに飽きている。

ガブちゃんとブラネおばさんは、運命共同体。

しかし、ガブちゃんはブラネおばさんに何かあったら、保護活動NPOを通じで、お金持ちのやさしい美人おねえさんのところに里子に行けると思っているらしい。 僕はかわいいから貰い手がたくさんあるニャン🐾 

 

 

それにしても、おしどり夫婦って、いいな~って、憧れるブラネおばさんなのであります。

ブラネおばさんの財布にお金をいれといてくれる旦那さまがほしい。

ブラネおばさんは、ケチだし、お金の管理ができないから、無理~。

 

婚活より、終活だよな~。って、思う今日この頃なのであります。

 

ブランシュネージュ代官山 松藤ゆきよ