Hello!!
連勝していても何か楽しくない2023年シーズンが終わりました。
32-9とTBに完敗、12月から散々言って来た不安や不満が何一つ改善されない、何も語る事のない文句なしのワーストゲームで終戦です。
最初のドライブから失点を重ねますが、ヤードは出ても決定力のないTBオフェンスのお陰で前半の途中から立て直して何とか試合になります。
ゴーダートのTDパスの後のPATでキック成功させたのに反則貰ったからと何故か2点狙ってスニーク失敗して1点損する謎采配もありましたが、前半終えて16-9はまだ勝機のあるスコアでした。
ハーツも調子はいいように見えないもののスミスの大活躍もあってオフェンスは成立しており、メイフィールドパス成功率5割そこそこだったので、少なくとも3Q途中までチャンスはありました。
ハーツの人(セーフティ)にトレイ・パーマーのTDレシーブと立て続けに失点して3Qで試合が終わりました。
4サック決めてもクリアされたら意味はなく、ただただ虚しいだけでした。
レーティングの上では100を記録していますが、ハーツのプレーが好調だったように見えず、さらには試合を壊す人を献上、ランも15回42ヤードと封じられた事もあり、内容としては12月からの不調を引きずったままの酷いものでした。
Fire Sirianniというボードを掲げたPHIファンや雰囲気最悪のオフェンスベンチが映される醜態に加え、12月からの恒例だったディフェンス崩壊が集大成(?)を見せたという意味ではNYJ戦よりもSF戦よりもARI戦よりも酷い、今シーズンのワーストゲームといっていいでしょう。
10-1スタートではあったものの、チームから強さは感じられず、勝っていても楽しくない、雰囲気も何か変なものがありましたが、SF戦後に活きるはずだったハーツが「学んだ」というスーパーボウルの経験も、結局何を学んだのかさっぱり見えず、どんどん悪化したまま終わりました。
デサイからパトリシアに変わって何かいい事があった?ハーツは膝が悪い(NYJ戦だったか、そういえば膝痛めてました)から走れず本調子ではない?
色々な言い訳が出ていますが、プレシーズン気分で10月まで過ごして何となく勝っていたチームを見て第1シードを狙えると思った奴がいたら僕はそいつの頭の中を疑うし、LB軽視の編成やターンオーバーを奪えないディフェンス崩壊の足音は中盤から見えていたので何を今更としか言えません。
ハーツに関する僕の否定的なコメントはウェンツがルーキーの頃から言っている話であり、今も呪いの装備という認識に変わりはありません。
攻守コーディネーターが抜けた事もあり、シリアンニはもう一年の猶予を与えてもいいとは思いますが、10勝でプレーオフを目指すチームが見たい訳ではないとも付け加えます。(コーディネーター人事の決定権は分からないけど、ローズマンはノータッチだった?)
昨日も書いた通り、ケルシーが引退(NFL公式など各メディアがツイートしている一方でチーム公式はだんまり)という事で、レジェンドのラストゲームに相応しくない、シーズン最悪の試合で送り出す事になりました。
引退か否かはともかく、コックスとグラハムも同時にFAとなり、チームを長年支える
一方で高給取りだったベテランが一気に抜ける事により、久々に財布に余裕がある状態でオフを迎える事になります。
レジェンドになれるかは別に、元から攻守ラインに投資している事もあって世代交代の目処は経っており、LBやCBなど育てられないポジションにお金を使う事が出来ます。
前述の通り試合中もFireボードがあったシリアンニの去就などオフの動きはまだ分かりませんが、グラハムとコックスもこれがラストゲームになる可能性があると思うと色々な感情がありますが、新しい時代が始まります。
6巡(しかもKelseyというスペルミスw)から長年フィラデルフィアのために戦い続け、初のスーパーボウル制覇をもたらしてくれた史上最高のセンターに感謝します。