ハーツの負け運と覚悟の差 | Yukirhythm-ユーキリズム-

Hello!!

 

スーパーボウルは最後にFGを決められて、38-35で負けました。

 

KCにいくつも重なったジンクスに勝てると思っていましたが、大舞台で必ず負けるかやらかすかベンチに下げられるハーツの負け運(噛ませ根性)を頭に入れておらず、空気を読むなと連呼していましたが、KCの強さに屈しました。

 

プレー数、ヤード数ともに大きく上回り、ハーツのファンブルからTD献上もありましたが、それを抜きにしても後半にギアを上げて抜き去るKCの強さに脱帽です。

 

最も予想外で分かりやすい一番の敗因は、少ない攻撃機会ながらKCのオフェンスを全く止められず、ノーサックに終わった事ですね。

 

合計こそ340ヤードですが、平均6.4ヤードという数字が苦戦を物語っています。

 

その上でハーツのファンブルからTDに結び付けたKCのワンチャンスを掴む力は王者に相応しかった、ターンオーバーもサックも出来なかったウチとの差ですね。

 

活躍しても負けるのはQBの責任ではないし、それも含めてハーツの負け運のせいにするのもアンフェアですが、2017年のチームにあった覚悟は最後まで感じられず、国歌斉唱の時もハーツ、ケルシーは落ち着かず、シリアンニに至っては泣き出すなど、チーム自体が試合に入る準備が出来ていませんでした。

 

最後のブラッドベリーのホールディング(本人はジャージを引っ張ったと認めている)は厳しすぎるとあのプレーだけ見ると納得出来ないですが、サンダースのファンブルやゴーダートの怪しいキャッチが有利な判定になっていますからね。

 

むしろ審判はPHI寄りだったと思います。

 

正直ここまでやれると思っていなかったので、本来は感動をありがとうとなるのでしょうが、今は大チャンスを逃してしまったという喪失感に苛まれています。

 

今の戦力とコーチを維持出来るのか、ベテランは今のパフォーマンスを来年も出来るのか、そもそも全員残すのはほぼ不可能な中で来年も残ってくれるのか、世代交代を信じるしかないのですが、まずはコーチ人事を待ってから考えます。

 

それにしても、悔しい。