花火 | What a wonderful world

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報道ステーションで長岡の花火を特集していた。


日本三大花火大会の一つである長岡まつり大花火大会。祭り自体は戦後復興祭として1946年に行われたのが始まりだそうだ。


2003年から祭りの前日に慰霊の花火を3発打ち上げているそうで、打ち上げ時刻は1945年の長岡空襲が始まった時間の22時30分。

白菊という慰霊の花火が厳かに打ち上がり、大輪の花を咲かせ、糸を引いて夜空に消えた。



先月、NNNドキュメントで「花火と空襲」を観た。

大切な家族を奪われた遺族にとって、空襲は抜き去り難い悲惨な記憶だ。


当時の空襲を体験された方にインタビューされていたが、やはり花火の音や振動が空襲の記憶を呼び覚ますそうで、当初は嫌いだったそうだ。

現在、祖国ウクライナから避難されている若い女性もインタビューに応じていたが、同様の思いを話されていたように記憶している。この女性が安心して花火を心から楽しめるようになるには、まだまだ時間が掛かるだろう。



日本の8月は鎮魂の季節。

戦争のない平和な世の中となることを祈りたい。

お墓参りも行かなくちゃなぁ。